いろいろ

今晩は、Tagineというレストランで初めて唄わせて頂くことになっている。
ピアノはアートさんで、ベースはスティーブさん。
アートさんとは、デュオでは幾度か演奏するチャンスがあって、
今回は、ベースも一緒。なんだか楽しみ。
(あ、sit-inではベースと一緒のことが一度ありましたが、
それはexcludedってことで。)
8時半から11時半まで、Hell’s Kitchen、PABTの傍です。
お時間が合うようでしたら是非、是非!

http://www.tinyurl.com/tagine19jan2011

ものの仕組みを説明する、というか
cause and effectを説明する能力というのは
暫し理解力そのものとイコールで結ばれ、
要するに説明できないうちは、理解しているうちには入らない、とも置き換えられ、、、
ても文句が言えないってことなんだな、きっと。

申し訳ないんだが、ワタシの「できること」は、
上のような場合、つまり説明できないものが大部分のような気がするのだ。
要するに、自分は「できている」と思っていること、
これ、「できてない」ということ。

申し訳ない

って、誰に?
自分に?だよな、多分。

さて、さて…
最近思うこと、並べてみる。
ランダム、お決まりの。

  • 上手に弾けるとか、唄えるとか、叩けるとか、
    そういう技に当たる部分というのは
    勿論、Musicianshipの中に含まれるし、
    Talentっていう部分を大きく占めると思う。
    でも、何かを一緒に創っていく上では
    それだけでは十分じゃない。
    結局、人間性だと思う。
    だって、あなたの、ワタシの奏でている音は
    イコールあなたであり、ワタシであるわけだから。

  • 今、すごいんだよ、っていうものを買う(買われる)のも時に必要。
    ひょっとしたら、そういう見方でもの選ばれることの方が多いかもしれない。
    だけど、そこからどれぐらい活けるかっていう部分が
    実は一番大切じゃなかろうか?
    完成品にならずに、伸び続けて、成長し続けていきたいですね、お互いに。

  • 最近感動してリピートし続けているもの:
    Trader Joe’sのTuna in Red Panang Curry Sauceってやつ。
    セールなのかな、それともこれが普通の値段なのかな?
    $1.49ですよ、皆さん!
    まじで美味しいです、具沢山で。
    2分マイクロウェーブで温めて出来上がりですから。
    ご飯の上にかけてお召し上がり下さい(回し者)。
    できればご飯をドーナッツ型に盛って、
    真ん中に入れちゃったりすると、視覚的にカワイイんではないかと、、、

  • 仲良しのお友達のシンガー、Marianne Solivanが、
    Kickstarterを利用してアルバムの制作に乗り出した。
    リンクはここ
    勿論、ワタシもお金ができ次第、fund helpをしようと思ってるんですけど、
    彼女の、このプロジェクトのプロモーションビデオクリップの中に
    彼女がたーくさん、ワタシの撮った写真を盛り込んでくれて。
    出てくる写真全部じゃないんですが、多分、どれがワタシが撮ったか、
    分かると思いまふ。うふ。感動。
    で、ちゃんとクレジットを入れてくれたりして、嬉しいなー。
    で、で!
    fundの額に、singer’s specialってのがありまして。
    なんでも$50から$99の範囲で寄付すると、
    ご希望の方に、彼女がレッスンを付けてくれるらしいです。
    いい企画でしょう?
    彼女の歌はとても素晴らしいしのは周知の事実なんですが、
    歌が素晴らしくて教えることが上手な人っていうのは、実はとても少ないのです。
    ワタシは、自信を持って彼女をシンガーとしても、先生としても推薦します!
    ので、皆さん、これを機会に奮ってMarianne Solivan Projectにご参加下さいませ:)
    (ちなみにビデオクリップのスタート画像も写真もワタシが撮ったもんです。へへへ。)

明けました:歌い始め・来週のスケジュール

いつまで明けましてオメデトウでいいのか。
やはり七草粥を食べる頃までは言い続けていいのか。
クリスマスツリーを家から出すぐらいまでは言い続けていいのか。
よく分かりませんが、遅ればせながら…

皆様、新年明けましておめでとうございます。
今年も宜しくお願い申し上げます。

イマイチ、大晦日の醍醐味をきちんと味わうわけでもなく、
いつのまにか年が明けていた雰囲気が否めないのですが、
クリスマス、大晦日、お正月と、楽しくお友達と過ごせて
ココロがホクホクとしたまま、1月二度目の週末が始まろうとしています。

新年に際して目標など考えるのが一種、どこの国でも慣わしのようなので(本当か?)、
ちょっと考えてみようかと、、、

    音楽に対しても自分に対しても正直でいよう、

というのを柱に、

    自分をもっと信じてみよう、

というのを今年のテーマにしてみようかと思いました。
公的なテーマですが(爆)。
いやね、個人的な、ここで話せないようなことは
ひそひそと大晦日の日に友達と話をしたところなので!


歌い始めは、来週の月曜日のラウンジからになります。
お相手は、宴会幹事の(!)百々徹さま。
ナイスなスタートです。
12月20日の月曜以来なので、久しぶりです。
楽しみ!(とは言いましても、仲間内の新年会でお顔は拝見済みなんですけれどね。)

翌日の火曜日、11日は珍しく、わたくしめ、
Sohoの素敵なレストランで歌います。
山田香織嬢のお誘いで、百々徹氏も一緒です。
ラウンジ同様にNo Cover, No Minimumなので
お食事がてらお立ち寄り下さい。
ちなみに始まるのも終わるのも早いですのでご注意を。
ラウンジの調子で来られますと、終わっている可能性ありますぞ!

    Monday, January 10
    from 7:30 PM to 11PM
    @ NB Lounge
    111 E56th St (bet Park and Lex)
    New York, NY 10022

    with Toru Dodo (piano)

    No Cover, No Minimum


    Tuesday, January 11
    from 7:00 PM to 10:00 PM
    @ Le Pescaduex
    90 Thompson St (bet Prince & Spring)
    New York, NY 10012

    with Kaori Yamada 4

    No Cover, No Minimum



さてさて、
今年はどんな一年になることやら…

草の根運動というか、ある人はそれをゲリラ活動とも呼ぶ

2010年が往ってしまう前に書き留めておきたいことができた。

松岡ゆかり、東京に居る悪友(と、今日は称しておこう)。
馬場のホットハウスが昔、ボーカルの為のセッションをやっていた時からの
古い付き合い(嗚呼!)である。

彼女の歌そのものに、むちゃくちゃ直球な奴で
長いものに巻かれないタイプの人間。
名は体を表す、ではなくて
歌は体を表す、なのだ。

信じたものはトコトン、全身全霊で愛情を注ぐ。
かなり熱い。
その反対に、妙に覚めた、落ち着いたところも併せ持っていたりして、
その辺りのバランスがまた面白い。

そんな彼女の音楽への関わり方は、ちょっとその辺りにいるミュージシャンとは違う。
スタートしている場所が愛情の深い、とても純粋なものなので、
人によっては理解できないなんて場合もあるだろう。
でも、理解できない人ってのは
思うに、既にのっけから彼女の眼中にはないので
ここでは何も心配することもない、とも言える(笑)。

彼女と同じような思考で行動している人というのは
ワタシが知る限り、シンガーという部類の中には見つけにくい。
(居ないとは言わないが、難しいのは事実のことでしょう。)
だから、とっても彼女の行動はゲリラ的に映る。

その彼女のゲリラ活動の一手が彼女を理解する良き仲間達共に
年明け早々に打たれるらしい。
興味のある方で、条件をクリアした方は是非!

松岡ゆかり
大人のセッション、やります。
http://ameblo.jp/yukarimatsuoka/entry-10754137296.html

このまえ満月でしたね、それも皆既月食。

月というのは、何かこう神秘的というか、計り知れないパワーを感じる。
予備知識ゼロの我々をそう思わせてしまうのだからして、
やはり月というもの、ただものではないな、と。

なんとなく、月に願い事をかけると叶うような気がするし、
実際、新月にお願い事をする習慣も存在するし。
何か信じたくなるような根拠が無ければ、
そういう習慣は根付かななかっただろうし。

例えば、願いが叶うとか、
また、逆に考えても見ないようなことが起こったなんていう、
そういったものは変化という言葉で一つに括れるて、
そういった変化は、月がまん丸の時に起こるような気がしてならない。
月の中には色々な人のサプライズが詰まってるんだろうか。

blah, blah, blah.

サプライズといえば、
今日は確かにサプライズがあった。

何気にFBでつぶやいたチョコがかかったCheeriosが、
思っても見ないところからワタシの手元にやってきた。
二足草鞋の一足にからんだ仕事仲間からホリデーギフトとして
どっさりJacque Torresのチョコを頂いて、その中に
あのChocolate Cheeriosが入っていたというわけ。
どれぐらいの確立で、ここまでドンピシャに欲しいものが回ってくるんだろう?
そう滅多にあることではないような気がするんだが、、、

だーかーら、サプライズっていうのは
そういう程度の話ではないであろうがっ!

本気で冬ですね

すっかりホリデー気分に乗り遅れているワタシでございます。
皆様、お元気でお過ごしでございましょうか?


いやはや。
6日の月曜のギグが終わったって家に戻ってから
ストーンと落ちるように声が出なくなりまして。
この季節、よくそういう状況に陥るので、あ、また来たか、と。
喉のお医者様に(ワタシの駆け込み寺ですな、言わば)、
歌っている間を除いて、2週間おしゃべり禁止、
寝ていられるだけ寝ていなさい、と言われ、、、
あー、2週間は無理だ。せ、せめて1週間でどうでしょう?みたいな(笑)。

なんでしょうね、やはり疲れというのは蓄積されて
ちょっと休んだだけでは、オールクリアっ!とはならないんでしょう。
正に、一年の疲れがここで出たっていう、、、
そんなこんなで、楽しい友人達との集まりを、あらまー、いくつキャンセルしたことか!
ぐすん。

でも、お陰さまで翌週のラウンジは、ハスキー・ボイス麻美子で楽しんで歌いました。
高免くんに、ガンガン、キーを下げてもらって、普段では歌わない、
歌えないような域で歌って、結構、開眼!
(いや、こゆ声になるのは勿論welcomeではないんですが、
なっちゃったらなっちゃったで楽しみたいですし、結構、音域の上限、下限を意識して、
その範囲で歌える音を使ってソロをとるのは面白いのです。)
幸運にも美女シンガー3名(まりちゃん、なぶちゃん、あけみちゃん)が遊びに来てくれ、
3セット目で助けてイタダキマシタ~。持つべきものは友、でございます。

これを書いている本日、17日の金曜日のパーティーのお仕事の為の
音あわせが昨晩あったのですが、
それにはなんとか8割以上回復した状態で参加できまして、ホッとしております。
2010年もあと少し、
寒い日が続いておりますが、皆様も風邪など召されるよう
元気に新年をお迎え下さいねー。

あ!

そういえば、ゆかりちゃんもスイスイ社でクリパ・ギグですね?うふ。
お楽しみあれ。皆さんに宜しくお伝え下さいませ~。


話は変わりますが。

浴衣から着物に熱が飛び火しつつある話は、以前にしましたっけ?
で、袷の着物が着られる季節になって、うひひ、なんですが、
日本より遥かに寒い、ここニューヨーク。
着物の上に着るものがない!ということに気が付き、ちょっと頭を抱えてます。
日本で売っている着物用のコートなんか、買っちゃえばいいんでしょうけれども、
それではとてもニューヨークの寒さには耐えられなさそう、、、
誰かダウン素材でケープみたいなコート、
作ってくれないかなー、、、って、無理か。
あまりの末広がりな、魚のエイみたいな感じになっちゃいますね、きっと。
やっぱり、生地がある程度柔らかいものでないと、
着物のコートには向かないっすね。ふむ。

じゃ、お着物のお袖を腕に巻きつけて、普通にコート、着ちゃえばいいかしら?
どうせ、お手軽な洗える着物ですし、その素材事態がしわになりにくいから、
ひょっとして、ひょっとして、、、いける?くるくるって(笑)。
で、お襦袢の下にはユニクロのヒートテック!
どーだー!!

って、着る前から恰も上のようなアプローチでいけると信じて
興奮する自分は、どうみても、あまりにも単純過ぎる。


おっと、忘れずに告知:

今年のNB Loungeは、残すところ後2回。
来週、20日の月曜日は、
日本人ジャズ界一、セネガル通の百々徹さまの日です。
皆様、お誘い合わせの上、来週の月曜日はNBへGo!

    Monday, December 20
    from 7:30 PM to 11 PM

      Mamiko Taira (vocal)
      Toru Dodo (piano)

    No Cover, No Minimum, 3 sets

    NB Lounge at the Lombardy
    111 E56th Street
    (bet Park and Lex)
    New York, NY 10022




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Random daily

Oh, randomness, randomness….



    #0
    Tomorrow, Monday, December 13, I will be at NB Lounge with Nobuki. Starting at 7:30 PM and goes until 11PM.

    We’ve been playing pretty often in this year, and I enjoy playing with him a lot. Working in one on one setting, “to play together often” is the simplest, but the most reliable way to understand each other musically. I personally like this time-consuming process a lot and it really works for me. For the case with Nobuki, it is working – I think. Now, the curiosity is on how far we will grow. This journey isn’t just my joy, but you, the audience’s joy as well 🙂


      Monday, December 13
      from 7:30 to 11 PM

        Mamiko Taira (vocal)
        Nobuki Takamen (guitar)

      NB LOUNGE at the Lombardy Hotel
      111 E56th St (bet Park and Lex)
      New York, NY 10022

      No Cover, No Minimum


    #1
    I was on the taxi in the last Wednesday morning. When the car was driving down south of CPW, the driver turned back and spoke to me with the south-eastern Asian accent (assumed). “Around here is crowded today. Do you know why?,” the driver says. “Ah… I don’t know. Why?” “A famous guy died in that corner.” Ah… today must be John Lennon’s memorial day.
    “He was killed and that’s why famous. Right?” No, no, no! That’s not why he is famous! I mean the way he died isn’t anything ordinary and it’s almost the “risk actualized” situation because he was simply super famous. Don’t you know any of the Beatles song? He was one of them. Maybe I should have, but I didn’t. “Yeah. He was famous….”
    … and is still famous for being an artist who believed in peace. I swallowed the words.

    #2
    The Good Wife. I love Julianna Margulies. I can’t quite catch each episode of the show (being honest I am not sure which day the show is on.) However, when my eyes catch the show, I definitely stop clicking the remote and watch it. On the last Thursday, The Good Wife was shooting some scene right in front of my apartment across the street. The house is one of my favorite house on the block. I never look at the inside nor saw the people who own, but the house has a certain charm that makes you want to look at. When I was living in Upper East, there was a shoot of Law and Order Criminal Intent across the street from where I live (my room was on the ground floor facing the street, so it added little more excitement). Again in here, the house was one of my favorite house on the block that I want to just look at it.
    In Japanese old saying, we say “Nido Aru Koto Wa Sando Aru (If something happens twice, you can bet it’ll happen again).” I wonder if it’ll happen again in the future. Somehow I think it will.

Mon, Dec 6 at NB Louge (7:30 PM Start)

Monday Jazz at NB Lounge goes on entire month of December…

    Monday, December 6

      Mamiko Taira (vocal)
      Toru Dodo (piano)

    Monday, December 13

      Mamiko Taira (vocal)
      Nobuki Takamen (guitar)

    Monday, December 20

      Mamiko Taira (vocal)
      Toru Dodo (piano)

    Monday, December 27

      Mamiko Taira (vocal)
      Nobuki Takamen (guitar)


START: 7:30 PM
COVER: none
MINIMUM: none
SETS: 3
LOCATION: 111 E56th St (bet Park and Lex) at the Lombardy Hotel
MAP: click here!
or cut and paste this address to your browser…
http://tinyurl.com/nblounge-at-the-lombardy



I am not a fast, quick writer. Writing takes certain amount of minutes to finish.
If the speed of writing and the tempo of each topic comes up in my heard
and sync well, I don’t see any challenge in here.
However, the reality is…
the topics come up way faster than my writing and editing speed!

Said all in above…
I want to bring back my little, lovely memory on one fine day in the last October.


I had a chance to work in a beautiful wedding reception with a very professional wedding planning team here in New York. They specialize in wedding planning and coordination for Japanese couples, but that’s not just what they do. Their area of expertise is wide and impressive.

I honestly had a great time at the reception. The reception was filled with lots of love from each one of attendees and staff in the room. It made me feel that I was truly a part of wedding in a wonderful, bonding way although I was technically with them in the post ceremony stage only.

If you ever need a good wedding planning team, I highly recommend to give a shot to contact Etsuko-san at Etsuko Planning. Oh! Don’t forget to mention that you want me on your wedding for entertainment. I will sing my heart out for your glorious day 😉


Both photos are taken by Go Nakamura


こんにちわ。あっという間に一年最後の月、十二月になってしまいましたね。
なんて速い!
既にパーティーだの、日本からのお友達などで
胃がむちゃくちゃな状態のワタシですが、
12月のNB LOUNGE、しっかり縦で月曜日、唄わせて頂きます。
明日の6日は百々さんです。久しぶりでしょう?嬉しいな〜。
翌週は高免くん、その次が百々さん、そして最終の月曜に高免くんと
交互に続きます。
皆様お誘い合わせの上、忘年会がてら我々の顔を見がてら
遊びにいらして下さいませ。


自分は、文章は書くのは嫌いではないというのは度々書いているように思いますが、
書く速度は然程速いわけでもなく、書きたいなと思うことが浮かぶスピードと
それを実際に形にするスピードが、どうもうまく連動しないというか、
こう、お餅をつくのと、お餅に空気を入れるというか、折る?動きが
合わないというか、、、そんな感じなのです。
そんなこんなの事情がありまして、
10月にあった出来事を今頃書くに至るわけなんですね(笑)。

    (と、文章を打つバックグラウンドで、
    アルバート・キングとスティービー・レイヴォーンの
    レコーディング・セッションの映像がテレビで流れてるっちゅう、のは
    文章と何ら関係ないんです。はい。でも書いておきたかった!)

稀に結婚披露宴、レセプション等で演奏する機会が回って来るのですが、
久しぶりに、10月にそういうお目出度い席で唄わせて頂くチャンスに恵まれました。
写真は、その時のに撮って頂いたものです。

とても素敵な、和やかなで、愛の溢れる集まりと言えばいいでしょうか?
二人の幸せを祝うというのは当たり前の目的ながら、
どちらかと言うと、皆で喜びを分かち合いましょうといった色合いが
自然に醸し出されていて、とても微笑ましいものでした。
そんな中の一部として自分らの音楽もあるんだなーと思うと
感慨深いものがあります。

今回一緒に仕事をさせて頂いたEtsuko PlanningのEtsukoさんを一とする
ウェディング・プランナーや、アシスタントの皆さん、フォトグラファーの方など、
少数精鋭部隊のプロの皆様の仕事ぶりや心配りを横から拝見してますと、
日本人に出来る気配りの絵に描いたような手本にすら見えてきます。
国籍を問わず、NYでのウェディングをお考えの方がいらしたら
Etsukoさんに相談されたら良いんではないかな、と思います。

あ!勿論、歌のご用命は、ワタクシ、平麻美子を宜しくお願い致します。
ココロを込めて唄わせて頂きますので:)

Quality Time

女心と秋の空、よく言ったもんです。
日本のツアーの総合の感想やら、最近考えることを書こう!
なんて思っていたら、全然違う話を書き留めておきたくなりました。

ころっ、

とです。ま、皆様は慣れていらっしゃいますよね、
ワタシの方向転換癖とでも言いますか…。

母が年一の訪NYを終え、帰国を明後日に予定しています。
既に4、5度目の訪問となると、
観光するというよりも、極端ないい方をすれば
ちょっと遠出して買い物に行きます、ちょっとハンバーガーを食べに行ってきます、
といった日常の平行移動といった趣なので、3週間弱の滞在期間中の会話も、
極めて日常的、他愛の無い会話に落ち着きます。

逆に言えば、こちらから何かサプライズを用意するのが年々難しくなり…(汗)
今回は、何も大きなイベント無しに帰すことになるんだろうか?
なんて考えていたら、丁度、今日のロッカフェラーのツリーの点灯を思い出し、
「!」と思って行きました。
え?人ごみ苦手な麻美子が?って思われた方はどんぴしゃ。
もちろん、ただ行って人ごみに混じるようなワタシではなく(笑)。
ワタシの昼の仕事の絡みで、2度ホリデー関連のパーティーがあって、
オフィスが小さい規模なので、ほぼ義務に近い状態で出席しなくてはいけなく、
そのうちの1つが、必ず、ロッカフェラーの某所であり、
必ずツリーの点灯式の日にパーティーをするのです。
それに母を連れて行った、というわけ。
なので、人ごみで気分が悪くなったり、目眩がしたり、ってことは
ありませんでしたのでご安心を(笑)。
パーティーの方は、なんだか今年は立ち上がりの盛り上がりっていうんでしょうか?
が全く感じられなくて、適当に飲んで、適当に食べて、
ツリーの点灯を待たずに家にかえろ!かえろ!って気分になり、家でテレビで木の点灯を見ました。

と、書いてしまうと、ここでチャンチャンッと終わってしまう。
しかしながら、上の話は本題に掠りもしないのです。





    昨日、母はデパートに行って、cross-body styleの、
    日本語でいう肩がけ、襷がけのバッグを買ってきた。
    ワタシがcross-bodyの、マチのないプレーンで四角いものをここ4年ぐらい愛用していて、
    どうやら、そういうものが欲しくなったらしい。
    それはグレーの柔らかな皮の、よく縫えているカジュアルなバッグで、
    ワタシも違う色で以前に買おうかどうしようか迷ったもだったので、ちょっとビックリ。
    ふーん、やっぱ親子だな、と妙に納得したのだが、納得の波は未だ続く。

    帰り道、地下鉄で移動中に母は、
    その新しいバッグを見つけてから実際に購入に至るまでのデパートでの状況をワタシに
    説明してくれた。やはり、買い物好きの細胞の生み出す興奮というのは
    一駅、二駅の短い時間では足りないようで、
    乗換えを含めて五駅以上は費やしていたように思う。
    勿論、そんなワタシの中にも、彼女から譲り受けた買い物好き細胞は
    確実に生きているからにして、ここでは極めて暖かな視線で
    わが母の話に耳を傾けている図を想像して頂きたい。

    一通りバッグ・ストーリーが終わり、丁度電車が下りる駅に差し掛かった時だった。
    母が急に亡き父の話をしだした。
    「麻美のお父さんは」
    母はワタシを麻美と呼ぶ。
    「学生時代、バイトでカバンのデザインをやっていたのよ。」
    びっくり、初耳である。

    父は、某県立高校から今で言う専門学校のK沢デザインへ行った珍しい奴だった。
    彼の年代でU高に通っていた人たちは、皆、国立の、
    所謂高学歴と見なされるような大学へ行くのが当たり前の進路選択だったそうで
    K沢に行くと言い出した父に、気でも狂ったかと学校も、祖母も
    (祖母にしてみれば泣いて)お願いだからそれは考え直してくれ、
    何も態々学位ももらえないようなところへ行かなくてもいいだろう、みたいなことを
    と言ったらしい。そういう話を、父からは笑い話として、
    母からもやはり笑い話として、そして祖母からは人生の心残り?
    理解しがたい家族の歴史?として自分は聞かされていた。

    「バッグ、かっちり、すっきりとしたデザインが好きだったのよねぇ。」
    K沢に行く前は、G大の建築を目指してた話、したっけ?」
    「いえ、それ初耳。」
    「一次を通って、それを通った直後に何を思ったかK沢行くって進路を変更したのよ。」
    「へー。」

    建築。ワタシは勉強したわけではないし、詳しくもないが、
    建物の類、地図も含めて見取り図やら図面を見ているのは
    実は好きなのである。そしてカバンが好きなのも、
    かっちり、スッキリとしたデザインがすきなのも同様だ。

    「麻美のカバン好きなところは、お父さんから来ているのかしらね。
    お父さんはニットが専門だったのは麻美も覚えているでしょう?」

    父は、ニット以外のものも手がけたが、ニットが一番好きだった。
    だから、ニット製品のサンプルっていうのは家によくあって、
    子供の頃から、ニットのものだけは、なんだか質の良いものを
    着せてもらっていた。もちろん、そんな物の良さなど分からずに
    普通に着ていたわけだけれども。

    ふと思ったので聞いてみた。

    「なんでニットが好きだったのかな?」

    「毛を選んで、糸にしてって、編んでって
    ゼロから自分で創っていくところがいいって。
    そういう部分が建築と共通するって言ってたわよ。」

    電車を下り、階段を登り、家のあるブロックの角を曲がる頃には
    話が終わっていたが、ワタシの頭の中では
    「へー」がいくつも、いくつも連発の状態で、その余韻は、今朝になっても消えなかった。
    ちょっと大きなパズルを解いたような、不思議な後味、そんな感じに今はなってきている。


名古屋スターアイズの日のこと。(約一ヶ月前の話だ!)

もう、一ヶ月も前のことなんだな、とビックリしてるのであるが
日本の話も”yatto”終盤、名古屋デビュー(笑)の話を記憶がすっ飛ぶ前に書いておこう、
丁度、感謝祭の休暇で時間もたっぷりあるし!(結局、そこかいっ)


名古屋への移動日、
多感なニューヨーク時代の前期(と、勝手に呼んでる)を共にした
幸恵さんと、東京駅で落ち合いお茶することになっていた。
その日は、台風が東から西へ移動中で、前の日の高田馬場でも
台風に向かって移動するようなもんだ、大丈夫なのか?
ちょっぴり心配してもらったりして(へへへ、嬉しゅうございますってば!)。

東京駅って大きいんだってこと、来る度に思い出す。
そして、来る度に姿が変わっているように見受けられる。
東京出身なのに、東京のことがよくわからない。
でも、東京駅にいるときは、そこにいる人達の多くが
東京の外からやってきて、ワタシと同じぐらい
東京のことを知らない人だったりして、
知らないことに気後れしたりしないで済んでしまう。
なんだか不思議だ。
、、、なんてことをボンヤリ考えながら
電車は東京駅ホームへ入って行く。
勿論、窓から見える景色は雨、だ。
移動時間を利用して友人に会うなんて
なんて忙しないんだろう?
いつも日本に滞在中は、こんなノリになってしまう。
でも、これは今までの中でも最低っていうか、
実に申し訳ない会い方だよなー、
それでも時間を割いて会いに来てくれる、
ワタシは本当に友達に恵まれた奴だ、とシミジミ。
、、、してる間に、幸恵さん登場。

コーヒーを飲みながら近況報告と
将来的展望ちっくな話も挿み、あっと言う間に時間は過ぎた。
結局、新幹線を一駅(だったよね?)を一緒に乗ってくれて(笑)、
横浜まで二人で移動。
ホームに下りた幸恵さんは、あっという間に視界から消え、
ああ、いよいよ名古屋。
泣いても笑ってもこれでwrap upだ、と実感。
心配した雨、台風は名古屋を結局、避けて通過。
到着した時は暑いな、と感じたぐらい東京より暖かかった。
傘もいらない状態。晴れ女はばっちり健在(笑)。
(でも、マツオカさんの雨女力には度々負けていることを書き留めておく。)

小さいことが幾つか重なって予定していたより少し遅れてスターアイズに入った。
(地下鉄のホームが、なんだか分からなかったのと、
デパ地下で買ったサンドイッチを食べてて出遅れたといった、
極めてドメスティックな事情も含む。)
最寄りの駅に着いたら本日のリーダー、朗君からの電話が鳴る。
到着目標の時間より遅かったので心配かけちゃったらしい。
でも、なんか心配してもらうのは嬉しかったりもする。(この日二度目、うふ!)

ドラムの海野くんは、お茶ナルで既にお手合わせ済み
(ついでに言わせてもらえば、初めて会ったような気が全くしなかったという
ナイスなおまけ付き!)。
朗君は当たり前ながら、よく知っているので問題なし。
ワタシがたらーり、決めなどなしで、ふらーりとセットを進行させるのも
十二分に承知してくれているので安心。
ベースのポールさんと、ピアノの水野さんは初対面。
どんな感じかしらと思って、ワクワク、ドキドキだったのだが、
お二人ともシッカリとした演奏をされるので
安心して唄えるわ〜、楽しくなりそうだわ〜、に至るっ。

声を大にして言うが(って、大にする必要もないんだけれども)、
ワタシは、朗君がMCをしているところ、それも日本語でMCをしているところを
見た事がない、なかったのである。
今回、初めて見て、あらー、感動。っていうか、びっくり。
だって、だってですね、すごくマジメっていうか、MCって感じだったんですもの!

ライブには、嬉しいことに生徒のあやかちゃんPanちゃんが来てくれ、
それから大学時代の良き友、真也も丁度名古屋に居たので
2セット目から見に来てくれた。嬉しい限り。

 

ライブが終わってからは、朗君と親しいお客様が
ご飯に連れて行って下さって、空腹で死ぬ事無く、
加えて、形だけでも名古屋を感じられるものを食べましょう!と、
ご配慮頂きました。向こう48時間は歌を歌うわけではないので、
思い切りビールをジョッキで2杯。
美味しくビールを飲み、宿泊先まで送り届けてもらい、
名古屋の15時間滞在?ぐらいだよね?の日は終わったのでした。


、、、って書き連ねると、単なる行動記録でしかなくなって
どうも、ワタシのブログ魂(というか日記魂)が許さないというか(笑)。

今回の滞在で色々思ったことは
次のブログに書こうと思う!
(だって、十分に長いですよね/笑)

高田馬場ホットハウスの時のこと。

ニューヨークに戻ってきてからのあっと言う間に3週間が経とうとしてる。
日本で過ごした2週間以外に書きたいことが2つ、3つと増えていて
心なしか焦っているのは、このワタシ。

でも、まずは未だ書けていないライブのお話を
記憶がふっとぶ前に書き留めておきたい!
(欲を言えば、トマトのサングリアなんかを呑みながら、
ってのがいいんですけどね。ふふふ。)

古巣の馬場、ホットハウスは、昨年に引き続き、吉田桂一兄貴
(アニキ〜!スピッツ祭りは続いているか〜い?笑)とご一緒致しました。
桂一さんに初めて会ったのも、
桂一さんのピアノに嵌ったのも、ここ、ホットハウス。
今考えれば、なんて恵まれた環境だったんだろう?と
ここを訪れるたびに、桂一さんのピアノを聞く度に思うのです。

お店は昔は23人ぐらいまで入れたのですが、
レコード、CD、その他諸々の”ぶつ”が増えた今は、
推測20人で一杯、それもギューギューに入って頂いて、
なんとか、つり革、手すりが必要なんじゃないか?
酸欠になるんじゃないのか?というレベル。
29日の晩は嬉しいことに、酸欠手前の満員御礼となりました。
(酸欠手前が嬉しいのではなくて、お客様が沢山来てくださって嬉しいのです、
念のため注釈として、、、)

小さい部屋であっても、細かいニュアンスなどを出来るだけ
伝えられるようにと、今まではマイクを通して歌っていたけれど、
今回は、マイクを使わないで生歌でいくことにした。

心境の変化?

いや、そういう大袈裟なものではなくて、むしろ
それでも大丈夫だっていう自信がついたから?か。
自信っていうのも、また大袈裟で、
イマイチ気持ちにキッチリとは沿っていないのですが。

    夏も終盤戦にかかった頃、
    タイムズスクエア周辺の某所でsit-inした時に
    ピアノ、ベース、ドラム(ワタシが歌う時はブラシでしたけれども)
    の編成でマイクなしで歌うっていうことがあったこと、
    ブログに書いたでしょうか?書いてないですか?
    ま、書いてないならないでいいんですが、
    その時に、ホットハウスよりは広さのある
    バーのエリアで歌って、ちゃんと歌がバーの奥に座る方にも
    きちんと聞こえていたようだぞ、っていう手応えがあったので
    今回のホットハウスは生でいこう!

ってブッキングをした時から、ココロは既に生歌方向でいたわけです。

本当に細部まで聞こえてるんかいな?って初めは心配してたんですが、
桂一さんのピアノに乗せられて(完全に)、
楽しみながら、近距離ならではの醍醐味を堪能イタシマシタ。

堪能といえば、あきさんの作る料理。
ステージが終わってお客様がお帰りになった後で、
おつまみという名の、完全にこりゃ食事だろう!と言わずにはいられない
彼女のお料理も堪能イタシマシタ。
混ぜご飯やら、酢豚やら、煮物やら、焼き豆腐やら。
誰かの家に遊びに行ったみたいに、自分の分をとって、
次の人にお皿を回す、そういうcommunalな感じ、
アメリカのべニューにはないよなー、って。

今度は、何かスピッツの歌を仕込んで
桂一さんを驚かせてやろうと思いながら
家路に着きました。
(ちゃんと成田で買ったですよ、新譜。>アニキ)