This Wed, 6/24 : MAMIKO 3 at Lanza’s

flyer 06242015 Lanzas

I’m getting more and more excited as the date gets closer thinking about upcoming Wednesday’s gig at Lanza’s with Toru and Steve. Simply we haven’t played together quite a while, and I missed them so much! It will be a fun evening – I guarantee.

To give you a heads-up, I will bring my new album, Heart’s Calling. (I have even set up my Square credit card reader, and now can accept both cash and credit card for your payment. How about that?)

Now, here are some background of Wednesday performance that you might be curious to know:

This performance is a part of “Wednesday Jazz Dinner” series curated by Ms. Yuko Ito and presented by Lanza’s. MAMIKO 3 will be the 3rd program they are putting together. It’s a casual dinner show consists of music and dinner in one package, $29.95. This covers music, 1 appetizer, 1 entree, and 1 drink. (I just stopped by the other day, and had a meal there. You are going to have a hearty, Italian meal and your choice of beverage – wine, beer or champagne. I couldn’t finish my entree and ended up taking home!)

dinner sample

Lanza’s is a small Italian restaurant nestles in East Village with a rich history of Manhattan and Italian immigrants. The place was established back in 1904 and is renowned for one of the oldest restaurants in Manhattan. They serve authentic Italian-American classic dishes in Southern Italian flair. If you are one of those flick fans or Woody Allen fanatics, Lanza’s is a featured location in the movie, “Manhattan Murder Mystery.” (check out #4 in this site.)

BTW… mozzarella cheese was served in a perfect room temperature, the way it should be served. It’s always nice to be able to invite you when the music and food are both tasty – you know what I mean? See you on Wednesday, the 24th!

Wednesday, June 24
JAZZ DINNER at LANZA’S (East Village)
168 First Avenue, New York, NY 10009

1st set: 8:30-9:30PM
2nd set: 10:00-11:00PM

Mamiko Taira (vocal)
Toru Dodo (keyboard)
Steve Whipple (bass)

$29.95 includes Music cover and Pre-fix (1 “generous” drink, 1 appetizer, 1 entree)

Special Note from Lanza’s:
Lanza’s appreciates your patronage, and accepts credit cards for the table bill over $45.

久しぶりにMAMIKO 3のライブのお知らせ

flyer 06242015 Lanzas

久しぶりに、百々さんとスティーブ君の3人で演奏します。
イーストビレッジのカジュアル・イタリアンのお店の
ジャズ・ディナーのライブです。

ディナーショーなんて呼んでしまうと、ちょっと畏まってしまいそうですが
とてもカジュアルな雰囲気なのでご心配なきよう。
皆様のお越しを心よりお待ち申し上げております!

こういう機会を下さった関係者さまに感謝、
そして、一緒に演奏してくれる仲間にも感謝です。


さて。じわじわとアルバムの発売日が迫ってきてます
ここのところ連続でアルバムを聴き直してるんですけど、
もう直ぐお店に並ぶと思うとソワソワしちゃいます。
お店でピックアップされる方も、
郵便で受け取られる方も、是非、買ったよーっていう写真、FBやらTwitterにアップして
ワタシを安心させて下さい(笑)。いや、大真面目な話です、これはっ!
だって、発売日は疎か発売月に日本にいられないワタシですから、
例えばお店周りをしてチェック、なんてこともできないんですもん。
皆様の写真やリアクションは、本当に有り難いんです。


あと、ご購入になられたお店のサイトなどで
是非、レビューも書いて頂けたらとても嬉しいです。
みなさんの書いたレビューを読んだ方が、
もしかしたらプチッとアルバムを買って下さるかもしれないし、
ジャズに興味を持ってくれるかもしれないですもの!
ということで、宜しくお願いいたします。

heatscalling_jacket

Tuesdays / 人生は火曜日(番外編)

今年の初めに産声を上げた、NY発のオンラインラジオ番組
Tuesdays / 人生は火曜日。
30エピソード、15人のゲストを経て、
一区切りとして、”懐かし”の番外編が編集され
今日からオンエアされています。

敦賀明子(つるりーん!)、
百々徹(どどりーん!)、
そしてワタクシめの3人が今回は登場しております。

どうぞお楽しみ下さい。


http://www.tuesdaysradio.com

こうして3人並べてリレーみたくするのも、
聞いていて楽しいですね。>天平さん、ゆかりさん

Friday, 9/27 Billie’s Black



Lotus In Harlem Arts and Entertainment (LHAE) will bring me back in Billie’s Black in less than 2 weeks, Friday, September 27. In the last time back early in this year, I kicked off LHAE’s jazz event with me, Toru, and Steve. It was a fun experience. For this time, I will be performing with Christopher Hall Trio.

I never had an occasion to play with this trio in a gig setting, but had sat in a couple of times in the past. They are a young trio, but have a good chemistry as a band which I really liked. I am sure it will sound different from my own Mamiko 3 (or 2 or 4), but I assure you the night will be a merry one to share with you all. And as an added fact, I probably won’t have any gig with drummer within a couple of months before I go off to Japan tour; therefore, please join me for the night with Christopher Hall Trio at Billie’s Black.


今年の2月にLotus In Harlem Arts and Entertainment (LHAE)のジャズシリーズのキックオフで演奏させて頂いたBillie’s Black、再び今月の27日の金曜日に歌いに参ります。今回は、クリストファー・ホール・トリオとの共演です。

クリストファーのトリオとの共演は今回が初めてになりますが、これに先駆け、二度ほどsit inの形で演奏をさせて頂いてます。若いトリオならではの良さと、バンドのメンバーのケミストリーとでもいいましょうか、そういう部分がとても気に入り今回の共演に至りました。自分のトリオ(デュオやカルテット)とは、全く違った魅力があると思いますし、きっと楽しい夜になるのではないかとワクワクしています。

加えて、ドラムの入った形でのライブは、日本のツアーまでの向こう二ヶ月予定していないので、そういった意味でも見所、聞き所じゃないかと!皆様のお越しを心よりお待ち申し上げておりますっ!

billiesblack27SEP2013


…and just an another thing to blurb about: I am working on designing my Japan tour flyer at moment. Stay tuned.


追記ですが、ただ今、来る秋の日本ツアー用のフライヤー、作成中です!お楽しみに〜。(していてくれたら嬉しい!)

12年の歳月

今日のNYは久しぶりに暑く、秋分の日を迎えるまでは
まだ暦の上では夏なんだよと言わんばかりです。

あの日は、もう少しカラッと湿度は低めで
日の光は確実に秋を感じる朝でした。
12年。
時の経つのは早いものです。

最初の数年は、テレビで追悼番組やドキュメンタリーを見る度に
自分は死んでいたかもしれないんだと、考えたことはありました。
でも、いつの日か、そういう考え方は捨てようって思いました。
なぜなら、ワタシは生きているからです。

「◯◯だったかもしれない」という仮定は
実際には起こらなかったことであり、
当たり前ながら起こらなかった以上、
その「だったかもしれない」ことは
今にも、過去にも存在しないわけです。
存在していないことに縛られていては、
そこからは「◯◯にならなくて良かったね」という
起こらなかったことの肯定以外に何も生まれて来ないな、と。
多分、そういう仮定の世界に紐づく
怯える心を切り離す事が、ある日を境にできたんだと思います。

自分は生きていた、
今、自分は生き(かされ)ている、
これからも生きていこう、
っていう事実を受け止めて、感謝することの方が大切なような気がするし、
その方が、あの日に逝ってしまった人々へ
敬意というか、誠意ある、前向きな姿勢として示せるような気がするのです。

◯◯になっていたかもと思うとぞっとする、
っていう向き合い方というか、事の把握の仕方は確かにあります。
ただワタシは周り方々と
そういう向き合い方ではあの日を共有しないことにした、
ワタシの小さな選択だと思います。

そんな小さな選択を書き記すのも、
やはり、どんな次元に在ったにせよ
あの日を知る者として
あの日の話をし忘れてはいけないから、
だと思うのです。

http://nikki.mmkmmk.com/911.html

音楽が結ぶ縁って良いですね。

先日、お友達のお家で鉄板焼きの会があったんですが、
まあ、鉄板焼きが食べたい、っていう食が導いた結果とも言えますが、
実はメインのゲストに、日本からのお客様と、
そのお客様の20年来のお友達を一緒に迎える
という一粒で二度美味しい!な、
でもってドップリ『西』な集いでした。

種浦さんというシンガーソングライターの方で、
初めてお会いしたにも関わらず、気さくに接して頂けた上に、
ちゃっかり馬場のアキさんへ差し上げたいアルバムまで
持って帰って頂くという(まー、ワタシったらずーずーしい!)、
なんだか一杯楽しいことが詰まった夜だったのです。

で、主賓、最近ツイキャスをされているそうで、
何本かその晩に撮ってらしたんですが、
一本、平が酔っぱらって歌いまくっているシーンがドキュメントされており(笑)、
ひゃひゃひゃ、なんだか楽しい感じなのです。
しっかり記念に下に埋め込んでおきます(笑)。

キャスターは、もちろん種浦さん
種浦ツイキャスのページに飛びますと、ターネー版サマータイム、聴けますよ!)
ギターは高免くん
ピアノなのにピアノ弾いていないのは豊くん。
ご飯を作って下さってるのは、あやねちゃん。
あれ?映ってる?映ってない?のは、120%ひろみさん。
酔っぱらいは、わたし。

種浦さん、この土曜日、8月10日に
高田馬場のHot Houseでライブがあります。
皆様、お誘い合わせの上、是非。
あ。高田馬場のホットハウスは世界一小さいジャズの店ですから
絶対に電話を入れて、席を確保して下さいね。
なんたって20名も入らないぐらいなんですから!
ヨロシクお願い致します。



あと、ちょっと前にスケッチ音源をSoundCloudにアップしました。
下記がリンクになります。
ジョビンのHow Insensitiveとキャロル・キングのIt’s Too Lateのメドレーです。
へぼいピアノで申訳ないですが、あくまでもスケッチメモですんで、ご勘弁を!笑

How Insensitive – It’s Too Late Medley



えー、あと速報としては、
秋のプチ日本ツアーの日程に、11月23日(土)甲府・アルフィーが加わりました

それから、
ボーカル・ワークショップは、今年は11月17日の日曜日に開く方向で準備を始めました
こちらは追って詳細が決まり次第、お知らせ致しますね。

ニューヨーク生活サバイバルの難関:ネズミ

ハーレムのアパートで初めて遭遇して、
次に住んだアッパーイーストのアパートでは全く遭遇しなかったネズミ。
アッパーウェストに引越したら、ネズミにかなり小馬鹿にされ(いや、まじめな話!)、
かなり鍛えられた。
そして次に移り住んだここ、ブルックリンでは
どうか!どうか!どうか遭いませんように、って願ったものの、
熱波と共に繁殖のピークシーズンを迎えたのか、
サイズの小さい、全長が人間の小指にも満たないようなネズミがついに現れた。

ワッツ∑(゚Д゚)
ヒーマイガーΣ(゚д゚lll)   (重宝してます©Erika Matsuo)

一匹、バスタブで出くわして、
お互いにびっくりして慌てあった後、
ネズミ取り用の粘着シートボードが一箱余っていたのを思い出し、ひとつ出してきて、
バスタブから脱出したいが滑って出られない小ネズミの上に落とし(笑)、
ネズミの動きを止めた格好となり、ゴム手袋をした手で粘着ボードの淵を
恐る恐る摘んで持ち上げてビニール袋へ。
もう何が嫌って、捕まえたネズミを捨てる作業ですよ、本当に(涙)。

でも、泣いてはいられない。
過去の経験から、一匹いるってことは後にも出て来ると確信。
シートボードを数カ所に設定したものの、
全く捕まらず。(だって、ねずみの足跡が粘着面に残ってるんですよ!粘着になってない〜・笑)
もう、出ないのかな?と一瞬思った矢先のある日、
きましたよ、きましたよ、二匹目が!

こいつが悪いやつで!
小さいんだけれども、もう、かなり広範囲で動き回る。
この時点で、もう粘着ボードではダメだと思い、
以前に使って大変お世話になった某ねずみ取りを注文。
それが届くまでの間、どうしようかと考え、
まず、経路を特定しなくてはいけないし、
沢山ある経路を減らさなくてはいけないから、
テープで塞げるところは塞ぐ、
パテで塞げる穴は塞ぐ、ってのを一気に施した。

これで、どうしても塞げない箇所を

    ガス台のトップ、
    ガスの丸口の部分とオーブンのブロイラーの開閉蓋の下の部分、
    そして玄関ドアのドアとフロアの隙間

の3点に絞れた。

他に何ができるか、ざざっとググったところ、
どうやらペパーミントのオイルがいいらしい。
というわけで次のステップとしてペパーミントオイルで予防線を張ることに。

具体的に説明すると、
化粧水を付けたり、マニキュアを落としたりする時に使う
コットンボールに、この、100%純正(ピュア)のペパーミントオイルを4、5滴浸し
オイルの付いたコットンボールを、ねずみが通るであろう隙間や
壁の穴などに入れる、詰める、配置させるのです。
これは、話によれば15日間ぐらいの効力と思っていいようなので、
2週間置きぐらいにオイルを浸し直す必要があるそう。
とりあえず、テープで完全に塞ぎきれない、
物と物の間(冷蔵庫とガス台の隙間とか)にコットンを仕込んでみた。

次のエクストラステップとして、スプレーボトルに水を500ミリリットル弱入れて、
その中に、オイルをスプーン一杯ぐらい入れ、
それを壁沿い、足下の辺りにスプレーをすると良いと書いてあるので、
これも勿論実行。
ネズミは壁づたいに移動するから、壁と床の交わる辺りにスプレーするといいらしい。
我が家は、玄関ルートが無防備なので、壁沿いに加えて
玄関マット、玄関口、玄関周りは特に重点的にスプレー。
なんだか良い香り♪
(気がついたらスプレーするようにしてみてます。)

どれほどの効力があるのかは判らないが、
ミントを仕込んだ晩と翌日は、ネズミは現れなかった。
やっぱりミント効果か?

そしてネズミとりが届いてから数日後の涼しい夕方のこと、
予想通り、ミントを仕込んでいないガス台の火口から、ネズミが出て来るのを発見。
早速、取り寄せたネズミとりにピーナッツバターを塗布、
ガス台の上にセット。
3時間後に、あれ?ネズミが鳴いた?かな?っていう微かな鳴き声が聞こえ、
キッチンに行くとネズミが捕まったのを知らせるランプが点滅、
二匹目のネズミが御用となりました(笑)。

ということで、ワタシの経験から
NYでねずみと闘うには、Victor M2524 Electronic Mouse Trapと、
ペパーミントオイル(純正100%のもの、例としてNOW Foods Peppermint Oil, 1 ounce)、
そしてピーナッツバター、コットンボールに、スプレーボトル、水、
これが必需品だと断言致します!

ちゃん、ちゃん♪

っていうかですね、
NYで生活するのって、結構、大変なんですよ。トホホ。

またまた人生は火曜日:お約束的その補足をちょこっと

On Green Dolphin Streetの話。
原作はイギリスの小説家の小説で、ニュージーランドとイギリスと2つの舞台で
話が展開するものらしいんですが、映画は大ヒット、
でも曲は大したヒットにならなかったらしく、マイルスの録音が出るまでは
あまり演奏される機会もなかったようです。

実際に本も読んでいないし、映画を見たわけではないので、
あくまでもオンラインでのリサーチを基にしたワタシの想像及び勝手な理解ですが、
ストーリーとして、一人の男性を二人の女性(姉妹)が
好きになってしまって、男性は片方の女性が好きで手紙でプロポーズするそうなんです
(ま、色々事情がありまして、離ればなれなんですね)。
この姉妹、両方ともMの付く名前でして、
一人はブロンドのMargueriteで、もう一人はブルーネットのMarianne。
この、男性、Margueriteが好きなのに、手紙をMarianneで出してしまうのです。
その事実を知らないまま(知らせぬまま)有言実行って感じで
どうやら彼らは結婚するんですが、後から発覚するわけですね、
手紙を間違って出しちゃったんだよ、って。(あちゃー!)

一応、映画の主役はMarianneなので、多分、離婚はせずに
一件落着するんではないかと想像してます。
で、映画のジャンルとしてはアドベンチャー、ロマンス、となってまして
決してコメディではないのです(笑・だって、粗筋読む限りでは
コメディかと思いますよねー、手紙の宛名を間違うなんて!)

恐らく、この3人の出会いの場所がGreen Dolphin Streetで、
そこで出会ったことに感謝してる、感謝できる日がくる、
って感じの、彼女の「ある日」を切り取って
ネッド・ワシントンが歌詞を付けたと、ワタシは思ってます。

歌詞を読んでる限りでは、まだ決着がついてないっぽい、
仮定の域を出てない印象がワタシにはあるんですが、、、
みなさんは、どうですか?

    On Green Dolphin Street

    Lover, one lovely day
    Love came planning to stay

    あなた、それは天気の良いある日のことだった、
    愛は芽生えたの、ずっと根付くかのように

    Green Dolphin Street supplied the setting
    The setting for nights beyond forgetting

    グリーン・ドルフィン・ストリートはお膳立てをしてくれた
    忘れられない夜ごとの背景を、ね

    Through these moments apart
    memories live in my heart

    こうして離ればなれの日々も
    思い出は私の中に生き続ける

    When I recall the love I found on
    I could kiss the ground on Green Dolphin Street

    ワタシが出会った愛を思い出す時、
    (ココロからの感謝の気持ちとして)
    このストリートに地面にキスをすることができるでしょう。

ということで、Tuesdays / 人生は火曜日の平の回の後編です。
前編が未だの方は、前編も併せてお楽しみ下さい

人生は火曜日、歌は木曜日

先日、ちらっとお話したと思いますが、ラジオ番組にゲストでお招き頂きました。
生まれたてのホヤホヤ、今月Launchしたばかりの『TUESDAYS / 人生は火曜日』という番組です。
番組の名前の通り、火曜日に新しいコンテンツがアップロードされる編成で、
パーソナリティを務めるのは清武友佳里さん。
毎回、NYで活動する日本人アーティストにスポットを当て
たっぷり30分、コマーシャルはなし、ゆったりとした雰囲気で番組は進行します。
カテゴリーとしては、ネットラジオと言うのが一番近い形態になるんだと思いますが、
ライブストリーミングではないので、火曜日にコンテンツがアップされたら
そのままアーカイブとして残され、皆さんが一息つきたい時に
自由にいつでも(何度でも!)お聴き頂けます。

前編の今日は、「私はここにいる!」というテーマ。(に、なってました!笑)
清武さんのセレクションで、先日のライブからMy Favorite Thingsを、
そしてワタシのセレクションで、アルバム”and it begins”からAll Of Meを
おしゃべりの合間に挟んでお届けします。

ワタシの小中高時代は、ラジオが生活の中心にありました。
正にラジオっ子です。
朝のFENに始まり、週末のFM、夜のAM、etc.
新しい音楽を耳に運んできてくれたのはラジオでした。
Tuesdaysを聴いていたら、あの頃を思い出しました。
忙しい毎日、30分も座って聴いてられないよ、って方も沢山いらっしゃることでしょう。
でも、そこをあえて!です。

どうぞお楽しみ下さい。



そして、今週の木曜日、3月28日は、MAMIKO 3でTomi Jazzです。
4月は、Tomi Jazzでの予定は入っておらず、次は5月になる上、
百々徹、Steve Whipple、そしてワタシの組み合わせは当分無さそうですので
是非、この機会をお見逃し無く!

mamiko3-tomi-03282013

デザートにやきもちを妬く

昨晩、気の置けぬ友達とイーストビレッジで食事をした。
久しぶりにIndianの夕飯となった。程よく辛いカレーと、タンドーリチキンをシェア。
勿論、ストレス発散、会話も弾む。

甘いものは別腹とは口にはしなかったけれど、
恐らく頭を確実に過ぎっていたと思う。笑
彼女は、iPhoneを取り出して、どこに何を食べに行くか手際よく探し出す。
予約なしでフラリ入ることを考えれば、いくつか候補が上がっているほうが良い。
ということで3軒リストアップ。近いところから順番にあたることに。
結局、リストのトップ、一番近い場所に位置していたお店で
決着がついてしまった(後の二軒は、また次の機会に、ということで)。

そこは、いつも食べてみたいな、行きたいなと思っていた店で、
そこを彼女が選んだことも、丁度二人分の席が空いていたことも小さいミラクル。
デザートを専門にしたお店で、お酒も出す。
メニューは3つのディッシュから成るコース・メニューのみ。
そう、知る人ぞ知るChikaLiciousである。

夜のイーストビレッジ、10th Streetの
2nd Avenueを少し入ったところの北側にある。
店の前に差し掛かると、まずその明るさに気付く。
内装が白で統一されていて、路に面した部分はガラス張り、
お店の幅と同じぐらいの幅の光が、店の前の歩道を照らす。
勝手なイメージだけれど、ツルツルした感じが宇宙船っぽい。
もちろん、宇宙船の中がツルツルな白だなんて知る由もない。
ああ、そうだ、マイケルとジャネットのデュエットの、あのビデオの中の宇宙船は、
少なくともツルツルっとした白だったような気がする。
想像とは、勝手と紙一重である。笑

キッチンをカウンターが囲み、
カウンターはドラム用のチェア(って、あんなに伸びるの?って高さ)に囲まれる。
テーブル席が壁際に幾つか有り、恐らく、店内は20人も入れば満員。
小さい厨房が店の北側の壁の向こう側にあって、
そこからドリンクやら、なにやらが出てくるが、
デザートは、ほぼ全てカウンターの内側からサーブされる。
シェフの手の動きに見惚れ、デザートが創られていく過程に見惚れ、
完成したデザートに見惚れ。
一緒に行った友達との会話は、あってないような状態が続き、
デザートを一口、一口運べば、笑みと、感嘆のため息以外は
我々の口から何も出てこなくなる。

冬のメニューの中からワタシは、
ブラウン・シュガーのパンナコッタと
ピンク・グレープフルーツのシャーベット添えに
トーストしたピスタチオがブリックル状になったものがトップにちょこんと座ったもの、
それにワインのペアリングをして頂いた。
メニューに書かれていたワインではなく、違うものが出てきた。
ちょっと名前が分からなかったのだけれど、白の、ほんのり甘い、微発泡の飲み物だった。
マスカットっぽい味。漠然と、ドイツ、リースリング、みたいなイメージ。
(でも、発泡してる感じは舌では分からない程度。
気泡がグラスに見えるから発泡してる?って思うぐらいなので、
ひょっとしたら全く発泡してないかも!
ということなので、あくまでも無責任道を貫かせて頂く・笑)

メインのデザートの前後に、一品づつ出てきて、
我々はコーヒーの味のチーズに
果実(シトラス、、、だったのかな?あれは)のソースがかかったものが
まず出てきた。
隣の人たちは違うチーズにベリー系のソースだったみたい。
締めは、どのお客様も同じで、ココナッツのマシュマロ、
シトラス系の焼きケーキ、そしてチョコレート・ガナッシュのトリュフ。

イントロがあって、曲の本編が始まって、
そしてエンディングがあって。完全に一つの曲になっているのである。
各々のディッシュに独特のハーモニーがあって、また3つのディッシュ全体のハーモニーがあって。
そして、飲み物が交わることで、抑揚がついてくる。
そこに眼と口で味わう音楽といったところか。

ワタシの音楽に、あれほどのパワーが備わる日はやってくるのだろうか?
なんだか妙に妬けたのである。

    ChikaLicious
    203 E 10th St New York, NY 10009
    (212) 995-9511
    Hours:Thu-Sun 3 pm – 10:30 pm