ハーレムのアパートで初めて遭遇して、
次に住んだアッパーイーストのアパートでは全く遭遇しなかったネズミ。
アッパーウェストに引越したら、ネズミにかなり小馬鹿にされ(いや、まじめな話!)、
かなり鍛えられた。
そして次に移り住んだここ、ブルックリンでは
どうか!どうか!どうか遭いませんように、って願ったものの、
熱波と共に繁殖のピークシーズンを迎えたのか、
サイズの小さい、全長が人間の小指にも満たないようなネズミがついに現れた。
ワッツ∑(゚Д゚)
ヒーマイガーΣ(゚д゚lll) (重宝してます©Erika Matsuo)
一匹、バスタブで出くわして、
お互いにびっくりして慌てあった後、
ネズミ取り用の粘着シートボードが一箱余っていたのを思い出し、ひとつ出してきて、
バスタブから脱出したいが滑って出られない小ネズミの上に落とし(笑)、
ネズミの動きを止めた格好となり、ゴム手袋をした手で粘着ボードの淵を
恐る恐る摘んで持ち上げてビニール袋へ。
もう何が嫌って、捕まえたネズミを捨てる作業ですよ、本当に(涙)。
でも、泣いてはいられない。
過去の経験から、一匹いるってことは後にも出て来ると確信。
シートボードを数カ所に設定したものの、
全く捕まらず。(だって、ねずみの足跡が粘着面に残ってるんですよ!粘着になってない〜・笑)
もう、出ないのかな?と一瞬思った矢先のある日、
きましたよ、きましたよ、二匹目が!
こいつが悪いやつで!
小さいんだけれども、もう、かなり広範囲で動き回る。
この時点で、もう粘着ボードではダメだと思い、
以前に使って大変お世話になった某ねずみ取りを注文。
それが届くまでの間、どうしようかと考え、
まず、経路を特定しなくてはいけないし、
沢山ある経路を減らさなくてはいけないから、
テープで塞げるところは塞ぐ、
パテで塞げる穴は塞ぐ、ってのを一気に施した。
これで、どうしても塞げない箇所を
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ガス台のトップ、
ガスの丸口の部分とオーブンのブロイラーの開閉蓋の下の部分、
そして玄関ドアのドアとフロアの隙間
の3点に絞れた。
他に何ができるか、ざざっとググったところ、
どうやらペパーミントのオイルがいいらしい。
というわけで次のステップとしてペパーミントオイルで予防線を張ることに。
具体的に説明すると、
化粧水を付けたり、マニキュアを落としたりする時に使う
コットンボールに、この、100%純正(ピュア)のペパーミントオイルを4、5滴浸し
オイルの付いたコットンボールを、ねずみが通るであろう隙間や
壁の穴などに入れる、詰める、配置させるのです。
これは、話によれば15日間ぐらいの効力と思っていいようなので、
2週間置きぐらいにオイルを浸し直す必要があるそう。
とりあえず、テープで完全に塞ぎきれない、
物と物の間(冷蔵庫とガス台の隙間とか)にコットンを仕込んでみた。
次のエクストラステップとして、スプレーボトルに水を500ミリリットル弱入れて、
その中に、オイルをスプーン一杯ぐらい入れ、
それを壁沿い、足下の辺りにスプレーをすると良いと書いてあるので、
これも勿論実行。
ネズミは壁づたいに移動するから、壁と床の交わる辺りにスプレーするといいらしい。
我が家は、玄関ルートが無防備なので、壁沿いに加えて
玄関マット、玄関口、玄関周りは特に重点的にスプレー。
なんだか良い香り♪
(気がついたらスプレーするようにしてみてます。)
どれほどの効力があるのかは判らないが、
ミントを仕込んだ晩と翌日は、ネズミは現れなかった。
やっぱりミント効果か?
そしてネズミとりが届いてから数日後の涼しい夕方のこと、
予想通り、ミントを仕込んでいないガス台の火口から、ネズミが出て来るのを発見。
早速、取り寄せたネズミとりにピーナッツバターを塗布、
ガス台の上にセット。
3時間後に、あれ?ネズミが鳴いた?かな?っていう微かな鳴き声が聞こえ、
キッチンに行くとネズミが捕まったのを知らせるランプが点滅、
二匹目のネズミが御用となりました(笑)。
ということで、ワタシの経験から
NYでねずみと闘うには、Victor M2524 Electronic Mouse Trapと、
ペパーミントオイル(純正100%のもの、例としてNOW Foods Peppermint Oil, 1 ounce)、
そしてピーナッツバター、コットンボールに、スプレーボトル、水、
これが必需品だと断言致します!
ちゃん、ちゃん♪
っていうかですね、
NYで生活するのって、結構、大変なんですよ。トホホ。