今年の秋の日本でのライブの日程(今日現在のまとめ)

こっそり今秋の日本でのライブの日程を、
ほんの一握りの平麻美子の駄文満載のブログ読者様に
今、分かる範囲でお知らせしよう、
と思ったけれど全然こっそりじゃないですね、ブログに書くこと自体が!笑

えー、Facebookのファンページ(これまた一握りの!)には
逐一、ブッキングされる毎にshout outしてたんですが、
一覧には未だしておらず、これがお初の一覧になります。
もう数本入れたくて、ブッキングに四苦八苦してますが、
とりあえず決定している範囲でお知らせを。

    11月14日(木)大阪/Sub (with 長谷川朗)
    昨年の大阪は、ツアーの最終日でした。ワタシの声がむちゃくちゃ調子悪い状態で、お客様に大変ご迷惑をおかけしたと痛く反省しておりまして、今年は、いっちゃん最初に大阪で罪滅ぼし、、、という心持ちでございます。恐らく長谷川朗2か、長谷川朗3とのご一緒させて頂くことになると思います。詳細が上がって来ましたら、逐一ご報告致しますね。

    11月15日(金)静岡/ライフタイム (平麻美子4)
    カルテットとしてのツアーの初日は、静岡のライフタイムさんからスタートです。昨年、スケジュールの都合で実現しなかったライフタイムさんですが、今年はブッキングが実現致しました。静岡ジャズファンの皆様、今から楽しみにしておりますよ!こちらは古谷淳、安ヵ川大樹、柴田亮、そして私でお届け致します。

    11月16日(土)東京・お茶の水/ナル (平麻美子4)
    お茶の水のナルさん、いつも気持ちよく演奏させて頂けて本当に感謝してます。沢山のボーカリスト、シンガーの方が活動する東京にあって、ニューヨークの、言わば外もののワタシを快く毎年呼んで下さいます。正に奇特なジャズクラブです!こちらも古谷淳、安ヵ川大樹、柴田亮、そして私でお届け致します。

    11月19日(火)東京・吉祥寺/サムタイム (平麻美子4)
    昨年に引き続き二度目のサムタイム、淳君のレギュラー・スポットです。吉祥寺は私にとっては思い出深い街ですし、あのステージを皆さんがぐるっと囲む感じは、どこでも味わえない独特のもの。そんなサムタイムで再び歌わせて頂けて光栄です。こちらも古谷淳、安ヵ川大樹、柴田亮、そして私でお届け致します。

    11月21日(木)仙台/リラクシン (平麻美子3 with 沢野源裕)
    仙台のリラクシンさんは初めてお世話になります。初めてというのは何かとワクワク、ドキドキですね。そして二度目の仙台、昨年に引き続きトランペットの沢野源裕さんとの共演です。演奏も打上も含めて、仙台行き、ものすごーく楽しみです。仙台は、昨年と同じ編成、古谷淳、安ヵ川大樹、私の3名で参ります。

    11月22日(金)東京・六本木/アルフィー (平麻美子4)
    昨年、一昨年、一昨々年とツアーの初日がアルフィーだったように記憶してます。今回はツアーの後半。ひょっとしたら演奏の〆になる可能性もあるかも。毎回言っているように思いますが、ステージとお客様との距離感がとても好きで、ここで演奏できることを大変光栄に思ってます。古谷淳、安ヵ川大樹、柴田亮、そして私でお届け致します。

はっと思ったのですが、昨年のスケジュールを逆さに並べたような感じですね、今年の秋は。

上記に加えて、恐らく甲府でのライブ、ワークショップの日程が追加される予定です。
あともう一本、どこか関東近県でカルテットで日程を入れられたら万々歳なんですが。
頑張りまーす。


さて。全く別件ですが、先日の赤い風船キリ番大会
特にキリ番報告が無かったので、
150番に当たった方まで持ち越しとなりました。
現在、120ぐらいの辺りだったように思います。
soundcloudは、youtubeなどと違って、聞けば聞いただけカウンターが回るので
根性を出せば、あなたが150番をヒットするかも!笑


tomijazz june 2013
photo by Paul Lacotta

先日のトミジャズでのデュオライブの写真。気に入っているので、
次回のフライヤーに使おうかしら、と思ってます。
もしかしたら、8月の終わりにデュオのライブ、あるかも、ですよ。

次の水曜日はデュオでTomi Jazz

来週の水曜日は久しぶりのデュオでトミジャズです。
来月、再来月とブッキングされていないので、
当面、トミジャズでは歌わないかも、、、(と、ちょっとアピールしてみます。おほほほ。)

tomi-june2013duo

久しぶりですね、最初から最後までデュオっていうのは。
ひょっとしたら2011年の12月以来???
せっかくなので、日本語の曲も引っ張って来ようかしらと思ってます。

日本語と言えば、下の宅録音源(iPadで極めてカジュアルに・笑)、
ひょっとしたら水曜日に演奏するかも!ですよ!

キリ番大会、やってみます!今、丁度カウンターは90の辺りです。
カウンター100ヒット目を出したかた、スクリーンショット付きでお知らせ下さい。
100ヒット出した方にはこの音源、そのもののMP3、差し上げますよん。
該当者なし、若しくは要らない場合は、150ヒット目の方に延期しまーす!

じーんと

夜になって、急に雨が激しく降って来ました。
春や梅雨というより、直感的に夏の雨の音って思ったのは
何故なんでしょう?
何気に外の気温は寒いと言うのに!

After midnight, the rain got heavier.
Oddly enough the sound made me think it’s a summer rain.
Not spring nor rainy June’s pouring rain.
I wonder why.
It’s still cold outside!

閑話休題

Blah, blah, blah,
let’s move on to the things I meant to talk…


誰かにとって特別な存在になれることは、人間として嬉しいことだと思う。
嬉しさの染み渡り方は人それぞれだろうし、
色々な次元の響きというか、なんというか、
心打たれた後の余韻というものもあったりして。

It is a very joyous thing that you become someone’s someone special.
The way the joy spread in your soul is unique and personal.
It has certain sound in different dimension, or say…
lingers after you are deeply touched by that joy.

例えば。
自分が歌って、その歌が誰かの何か特別なものになったとしたら。

Just as an example:
sing.
Then, if the song I sang becomes someone’s something special…

The thoughts of being someone’s something special literally occupy my will
and it will revitalize my whole being or give me the strength to keep going forward.

誰かの何か特別なものになったという思いというか、認識っていうのは
自分の意思を一気に占め尽くすほどの勢いで、
一個の自分に新しい何か、活ける力を授けてくれるというか、前に進む勇気を与えてくれるというか。

someone’s someone special,
someone’s something special.

誰かにとっての特別な誰か、
誰かにとっての特別な何か。

goes right to my heart.

じーんとくる。

何が言いたいのかよく分からないんだけれども、
大学時代からの旧き友達の結婚の知らせを受けて
嬉しくって、色々数日考えていて。
そして、なんとなく思ったことを書き留めてみました。

I couldn’t get a good organization of thoughts, could I?
I just wanted to jot down what I was thinking
after I received a happy news from the East,
a marriage of old-friend.

Yoko, congratulations!

容子ちゃん、おめでとう!

——–
Wednesday, June 26
MAMIKO 2 @ Tomi Jazz

    8PM – 11PM
    $10 Cover

    Mamiko Taira (vocal)
    Toru Dodo (piano)

Tomi Jazz
239 E53rd St
New York, NY 10022


うまく言葉で説明できないけれど

近所の商店街(って響きが正しいのか判らないが)に
ちょちょっと野菜を買いに出たり、パンを買いに行ったりする時に
カットオフの半丈のデニムとか、履いて行っちゃうわけです。
上はTシャツで。
そうすると、商店街ですれ違う人々(主にチャイニーズなんです)が、
実に哀れむような目で見るのです、パンツを見て。
あらー、ボロボロね、可哀想にパンツの一つも買えないのかしら?
見窄らしいわ、的な。笑
ま、勝手にそう見られてるような気分になってきちゃうので
実際にそういう目で見てるのかは分かりません。
でも、かなりの確立で正しいと思う(笑)。

そんなところにワタシは住んでます。

家から半ブロックのところ、
そう、ひょっとしたら目隠しされて歩かされても辿り着けるかもしれない
そんな近さのところに美味しいサンドイッチ屋があります。
お友達も推薦、オンラインの美味しいモノ批評のポイントも満点に近い。
試してみたんです。
あら、本当に美味しい。
ベトナムのサンドイッチなんですが、
例えば過去10年記憶を遡って考えてみても、恐らく一等賞を上げたくなる
それぐらい美味しかった。
(これが過去15年ってなると、Bloomfieldにある
イタリアンのデリのサンドイッチが出て来て、良い勝負になるんですが、、、
って話はまた別の機会に。)

そんなところにワタシは住んでます。

夜遅くに帰って来ること、あるわけです。
ライブの帰りとか、食事の帰りとか、ね、色々。
楽勝で12時過ぎてるんですが、
ワタシの降りる駅では、仕事から帰る人が沢山降ります。
平日でも週末でも、夜の2時ぐらいまでは人通りは常にある。
家路を急ぐ、勤勉な人々が早足で駅から色々な方向へ散って行きます。
うまく言葉で説明できないのですが、
なんだか気持ちいいのです、早足で歩く人々の波が。

そんなところにワタシは住んでます。

——–
Wednesday, June 26
MAMIKO 2 @ Tomi Jazz

    8PM – 11PM
    $10 Cover

    Mamiko Taira (vocal)
    Toru Dodo (piano)

Tomi Jazz
239 E53rd St
New York, NY 10022


So I moved. Now what? – Gig on Sat, 5/4 @ Tomi Jazz!

TomiJazz-04May2013

I just moved from Manhattan to Brooklyn in last week.
Now, now it’s official and a done-deal!
I thought I never, ever be able to make this happen.
So many people helped me in many ways.
Thank you.
I will be happy if I can get my deposit back in full from my old place!

Now what?

THE GIG. SINGING.

Yes to that! This Saturday, May 4,
I will hit the late show at Tomi Jazz from 11PM.
Art and Yoshi will join me.



Saturday, May 4
MAMIKO 3 at TOMI JAZZ “LATE SHOW”
11 PM to 1:30AM

$10 cover with $10 minimum towards drinks and/or food

If you are joining us from the 1st stage,
people from the early show may be still in the house.
I highly recommend to reserve the table
if you are a party of 4 or more.

Reservation: Call (646) 497-1254



引越、する、する、って言っていて、
本当にできちゃいました(笑)。
今は、ブルックリン住民、今日で6日が経ちました。

お隣さんは、どうやらブルース系のギタープレイヤーのようですし、
真上の部屋では、何かエクササイズやら踊りやらをやっているようで
(またか?)、騒音にはかなり寛容な様です。ホッ。
窓は南を向いていて、日に照らされながら気持ちよく練習できて
ああ、引越してよかったな、と思えました。
近所は勿論、マンハッタンの便利さはないですが、
なんだか庶民的で、ホッとします。

生活の環境の変化をポジティブに生かしていきたいなーと、
ひしひしと思う麻美子です。

さて、今週の土曜日はお馴染みのTomi Jazzですが、
今回は初めてLate Showの枠にチャレンジ。
11時スタートです。
ピアノにアート・ヒラハラさん、
ベースに脇 義典さん、
そしてわたくしめの3人でお届け致します。

春の夜長、土曜日のお天気は晴れ、
夜遊び日和、ですね!
お待ちしております。

またまた人生は火曜日:お約束的その補足をちょこっと

On Green Dolphin Streetの話。
原作はイギリスの小説家の小説で、ニュージーランドとイギリスと2つの舞台で
話が展開するものらしいんですが、映画は大ヒット、
でも曲は大したヒットにならなかったらしく、マイルスの録音が出るまでは
あまり演奏される機会もなかったようです。

実際に本も読んでいないし、映画を見たわけではないので、
あくまでもオンラインでのリサーチを基にしたワタシの想像及び勝手な理解ですが、
ストーリーとして、一人の男性を二人の女性(姉妹)が
好きになってしまって、男性は片方の女性が好きで手紙でプロポーズするそうなんです
(ま、色々事情がありまして、離ればなれなんですね)。
この姉妹、両方ともMの付く名前でして、
一人はブロンドのMargueriteで、もう一人はブルーネットのMarianne。
この、男性、Margueriteが好きなのに、手紙をMarianneで出してしまうのです。
その事実を知らないまま(知らせぬまま)有言実行って感じで
どうやら彼らは結婚するんですが、後から発覚するわけですね、
手紙を間違って出しちゃったんだよ、って。(あちゃー!)

一応、映画の主役はMarianneなので、多分、離婚はせずに
一件落着するんではないかと想像してます。
で、映画のジャンルとしてはアドベンチャー、ロマンス、となってまして
決してコメディではないのです(笑・だって、粗筋読む限りでは
コメディかと思いますよねー、手紙の宛名を間違うなんて!)

恐らく、この3人の出会いの場所がGreen Dolphin Streetで、
そこで出会ったことに感謝してる、感謝できる日がくる、
って感じの、彼女の「ある日」を切り取って
ネッド・ワシントンが歌詞を付けたと、ワタシは思ってます。

歌詞を読んでる限りでは、まだ決着がついてないっぽい、
仮定の域を出てない印象がワタシにはあるんですが、、、
みなさんは、どうですか?

    On Green Dolphin Street

    Lover, one lovely day
    Love came planning to stay

    あなた、それは天気の良いある日のことだった、
    愛は芽生えたの、ずっと根付くかのように

    Green Dolphin Street supplied the setting
    The setting for nights beyond forgetting

    グリーン・ドルフィン・ストリートはお膳立てをしてくれた
    忘れられない夜ごとの背景を、ね

    Through these moments apart
    memories live in my heart

    こうして離ればなれの日々も
    思い出は私の中に生き続ける

    When I recall the love I found on
    I could kiss the ground on Green Dolphin Street

    ワタシが出会った愛を思い出す時、
    (ココロからの感謝の気持ちとして)
    このストリートに地面にキスをすることができるでしょう。

ということで、Tuesdays / 人生は火曜日の平の回の後編です。
前編が未だの方は、前編も併せてお楽しみ下さい

人生は火曜日、歌は木曜日

先日、ちらっとお話したと思いますが、ラジオ番組にゲストでお招き頂きました。
生まれたてのホヤホヤ、今月Launchしたばかりの『TUESDAYS / 人生は火曜日』という番組です。
番組の名前の通り、火曜日に新しいコンテンツがアップロードされる編成で、
パーソナリティを務めるのは清武友佳里さん。
毎回、NYで活動する日本人アーティストにスポットを当て
たっぷり30分、コマーシャルはなし、ゆったりとした雰囲気で番組は進行します。
カテゴリーとしては、ネットラジオと言うのが一番近い形態になるんだと思いますが、
ライブストリーミングではないので、火曜日にコンテンツがアップされたら
そのままアーカイブとして残され、皆さんが一息つきたい時に
自由にいつでも(何度でも!)お聴き頂けます。

前編の今日は、「私はここにいる!」というテーマ。(に、なってました!笑)
清武さんのセレクションで、先日のライブからMy Favorite Thingsを、
そしてワタシのセレクションで、アルバム”and it begins”からAll Of Meを
おしゃべりの合間に挟んでお届けします。

ワタシの小中高時代は、ラジオが生活の中心にありました。
正にラジオっ子です。
朝のFENに始まり、週末のFM、夜のAM、etc.
新しい音楽を耳に運んできてくれたのはラジオでした。
Tuesdaysを聴いていたら、あの頃を思い出しました。
忙しい毎日、30分も座って聴いてられないよ、って方も沢山いらっしゃることでしょう。
でも、そこをあえて!です。

どうぞお楽しみ下さい。



そして、今週の木曜日、3月28日は、MAMIKO 3でTomi Jazzです。
4月は、Tomi Jazzでの予定は入っておらず、次は5月になる上、
百々徹、Steve Whipple、そしてワタシの組み合わせは当分無さそうですので
是非、この機会をお見逃し無く!

mamiko3-tomi-03282013

デザートにやきもちを妬く

昨晩、気の置けぬ友達とイーストビレッジで食事をした。
久しぶりにIndianの夕飯となった。程よく辛いカレーと、タンドーリチキンをシェア。
勿論、ストレス発散、会話も弾む。

甘いものは別腹とは口にはしなかったけれど、
恐らく頭を確実に過ぎっていたと思う。笑
彼女は、iPhoneを取り出して、どこに何を食べに行くか手際よく探し出す。
予約なしでフラリ入ることを考えれば、いくつか候補が上がっているほうが良い。
ということで3軒リストアップ。近いところから順番にあたることに。
結局、リストのトップ、一番近い場所に位置していたお店で
決着がついてしまった(後の二軒は、また次の機会に、ということで)。

そこは、いつも食べてみたいな、行きたいなと思っていた店で、
そこを彼女が選んだことも、丁度二人分の席が空いていたことも小さいミラクル。
デザートを専門にしたお店で、お酒も出す。
メニューは3つのディッシュから成るコース・メニューのみ。
そう、知る人ぞ知るChikaLiciousである。

夜のイーストビレッジ、10th Streetの
2nd Avenueを少し入ったところの北側にある。
店の前に差し掛かると、まずその明るさに気付く。
内装が白で統一されていて、路に面した部分はガラス張り、
お店の幅と同じぐらいの幅の光が、店の前の歩道を照らす。
勝手なイメージだけれど、ツルツルした感じが宇宙船っぽい。
もちろん、宇宙船の中がツルツルな白だなんて知る由もない。
ああ、そうだ、マイケルとジャネットのデュエットの、あのビデオの中の宇宙船は、
少なくともツルツルっとした白だったような気がする。
想像とは、勝手と紙一重である。笑

キッチンをカウンターが囲み、
カウンターはドラム用のチェア(って、あんなに伸びるの?って高さ)に囲まれる。
テーブル席が壁際に幾つか有り、恐らく、店内は20人も入れば満員。
小さい厨房が店の北側の壁の向こう側にあって、
そこからドリンクやら、なにやらが出てくるが、
デザートは、ほぼ全てカウンターの内側からサーブされる。
シェフの手の動きに見惚れ、デザートが創られていく過程に見惚れ、
完成したデザートに見惚れ。
一緒に行った友達との会話は、あってないような状態が続き、
デザートを一口、一口運べば、笑みと、感嘆のため息以外は
我々の口から何も出てこなくなる。

冬のメニューの中からワタシは、
ブラウン・シュガーのパンナコッタと
ピンク・グレープフルーツのシャーベット添えに
トーストしたピスタチオがブリックル状になったものがトップにちょこんと座ったもの、
それにワインのペアリングをして頂いた。
メニューに書かれていたワインではなく、違うものが出てきた。
ちょっと名前が分からなかったのだけれど、白の、ほんのり甘い、微発泡の飲み物だった。
マスカットっぽい味。漠然と、ドイツ、リースリング、みたいなイメージ。
(でも、発泡してる感じは舌では分からない程度。
気泡がグラスに見えるから発泡してる?って思うぐらいなので、
ひょっとしたら全く発泡してないかも!
ということなので、あくまでも無責任道を貫かせて頂く・笑)

メインのデザートの前後に、一品づつ出てきて、
我々はコーヒーの味のチーズに
果実(シトラス、、、だったのかな?あれは)のソースがかかったものが
まず出てきた。
隣の人たちは違うチーズにベリー系のソースだったみたい。
締めは、どのお客様も同じで、ココナッツのマシュマロ、
シトラス系の焼きケーキ、そしてチョコレート・ガナッシュのトリュフ。

イントロがあって、曲の本編が始まって、
そしてエンディングがあって。完全に一つの曲になっているのである。
各々のディッシュに独特のハーモニーがあって、また3つのディッシュ全体のハーモニーがあって。
そして、飲み物が交わることで、抑揚がついてくる。
そこに眼と口で味わう音楽といったところか。

ワタシの音楽に、あれほどのパワーが備わる日はやってくるのだろうか?
なんだか妙に妬けたのである。

    ChikaLicious
    203 E 10th St New York, NY 10009
    (212) 995-9511
    Hours:Thu-Sun 3 pm – 10:30 pm

車を停めたら鍵は差して置く

この前、もう絶体絶命(ってのは大げさですが)
タクシーに乗らねば!な状況になりまして
朝、タクシーに乗った時のこと。

運転手さんに行き先を告げると、
昨今のマンハッタン道路事情、ダブルパーキング(二重駐車?)について
不満が溜まっていたご様子、
1ブロックも行かぬ内に、聞いてくれおくれよ〜って感じで話が始まった。

ダブルパーキングなんて、しちゃいけないのに
チケットの一枚も切られないで、毎朝誰かがやってるし、
ダブルパーキングされると俺らは客を降ろせないし、
客はカーブサイド(歩道側)に降ろさないと違法だし、
どうすりゃいいってんだ!って、運転手のおじさん。
はあ、そうですよね、って頷いたものの、
ダブルパーキングしなくちゃダメなシチュエーションもあるだろうと思って、
でも、朝のパークアベニューなんかのビジネス向けのデリバリーの時なんて
どうしてもしなくちゃいけなくなっちゃうトラックもあるかもしれないしー、
と言ってみた。
そうしたら、おじさん、納得がいかなかったらしく、
こう言った。
大体ね、俺の国では車をパークしたら、エンジン止めて
鍵は差したままにしておくもんなの。
え?なんでですか〜?
そうさー、で、夜中に他人の車でドライブして、
明け方までにちゃんと戻すんだよ(笑)。
え?え〜〜〜〜〜?
子供の遊び。
子供って、おじさんはいくつの時から運転してるの?
8歳。
(絶句)

もう、この時点で、おじさんノリノリの絶好調。
すっかり機嫌が悪かったのを忘れている模様。

おじさん、どこの国から来たの?
ハイチ。
昔ね、俺の家の前に住んでいるキレイなお姉さんがいて、
大統領とデートしてたんだよ。
初めて彼女の家に来た時、モーターサイクルに乗って来たんだ。
お土産の代わりだって言って、近所に住む子供達に$10づつお小遣いをくれて。
あの時代、ピスタチオの小袋が25セントだったから、
$10なんて、子供にとっては高額だったよねー。
でも、大統領、バイクに鍵を差していかなかったんだよ。
あら、じゃ、誰も夜中にバイク乗れないわねー
(車の話を聞いたところから察して、絶対乗りたいに違いないと思って)。
そうなんだよ!
$10は嬉しかったけれど、どうしても鍵を差していないことに納得できなくて、
俺たち、バイクのガソリンを抜くことにしたんだ。
え???
(すごい悪戯小僧だ!)
大統領が朝になって出て来て、バイクに乗ってエンジンかけたら
数フィートもいかないうちに止まってしまって、大騒ぎさ。
周りの子供達にガソリンはないかって聞くから、
抜いたガソリンを上げて、また$10貰ったんだよ。
(かなり得意げ)
そしておじさんは、ああ、また会えるなら、あの大統領に会いたいな〜、
と懐かしそうな声で言った。

一頻り和んだ後、車は目的地へ到着。
そしてワタシは、8歳から運転し続けている
ハイチ人のベテラン運転手さんの車を降りたのでした。

うふふなお年頃

タイトルには意味は全くないのです、実は。
先日、お兄ちゃんと食事をしていて(注:ワタシは一人っ子なので、あくまでも比ゆとして・笑)、
こういう単語が出てきて、ツボに嵌ったから書いてみただけなんですが。
(余りに想像力をかき立てるタイトルでご迷惑、おかけしてます?笑)

昨日は、ネットラジオの番組のインタビューなるものを受けました。
インタビューと言っても堅苦しくなく、お茶をしながら(注:はい、お茶です!あれはお茶でしたよね?)
リラックスしてお話をするといった感じで、とても楽しいものでした。
あんまり喋りすぎないように自粛したつもりだったんですが、
かなり喋っていたような記憶が、、、
いつごろコンテンツがアップされるのかは不明ですが、
何か情報を得ましたらお知らせ致しますね。
アルバムから曲も流れますし、ライブ音源も流れる予定です。
うふふ。

何も具体的に決まってないですけれども(という前置き付きで)、
アルバムの準備を始めました。
選曲の段階ですが、やはりワクワクします。
こうやって書いてしまうと、何か宣言しているような、
ちゃんと物事を動かさなくてはっていう気になるし、現実味が帯びてくる気がするので。
実際に形になるまでは楽勝で1年以上かかると思いますが、
スタジオには年内か次の年の初めぐらいには入りたいなーという展望を持ってます。
さて、さて、どうなることやら。
そして正に、うふふ、です。

4月に引越しをしなくてはいけないので、色々エリアを物色というか、勉強してるんですが、
多分、Brooklynになる、かな?
段々物件が増えてきているみたいなので、実際にアパート探しをする4月には
どんな感じになってるのかしらん?
今のアパートは立地条件が最大にモノを言う場所で、沢山の思い出が詰まっているんですが、
time to move on
かな、やっぱり、って。

日本茶のみながら近況報告でしたっ!

次のライブは、月末のトミジャズで、3月28日の木曜日です。
フライヤーができたらアップしますね!

先日、FBのウォールで自分で書いて気に入っている文章、
こっちにも書くことにします。
———————————

    It is such a thrilling feeling to know that
    you and a song are the right match.
    It even doesn’t matter if the song finds you or you find the song.
    All are good.
    Then, you just soar with the song. Chemistry of music.
    ” (mamiko)

mamiko-4ways
Photo by Go Nakamura