the words to remember, a person to remember…

Once I was a sentimental thing;
Threw my heart away each spring.
Now a spring romance
Hasn’t got a chance.
Promised my first dance to winter.
All I’ve got to show’s a splinter
For my little fling.

Spring this year has got me feeling
Like a horse that never left the post.
I lie in my room
Staring up at the ceiling.
Spring can really hang you up the most.

Morning’s kiss wakes trees and flowers,
And to them I’d like to drink a toast.
But I walk in the park
Just to kill the lonely hours.
Spring can really hang you up the most.

All afternoon the birds twitter-twitt.
I know the tune. This is love, this is it.
Heard it before
and don’t I know the score.
And I’ve decided that spring is a bore.

Love seems sure around the new year.
Now it’s April. Love is just a ghost.
Spring arrived on time,
Only what became of you, dear?
Spring can really hang you up the most.
Spring can really hang you up the most.

College boys are writing sonnets
In their tender passion they’re engrossed
While I’m on the shelf
With last years easter bonnets
Spring can really hang you up the most

Love came my way. I thought it would last.
We had our day, now it’s all in the past.
Spring came along, a season of song,
full of sweet promise
but something went wrong.

Doctors once prescribed a tonic.
Sulfur and molasses was the dose.
Didn’t help one bit.
My condition must be chronic.
Spring can really hang you up the most.

All alone, the party is over.
Old man winter was a gracious host.
But when you keep praying
For snow to hide the clover,
Spring can really hang you up the most.


    Rest in peace, Ms. Fran Landesman.
    Thank you for beautiful words.

    Fran wrote the lyrics to those songs that
    we, jazz singers, adore:

    Spring can really hang you up the most
    Ballad of the sad young men
    Small day tomorrow
    Nothing like you

水ぶくれできちゃったりしつつも

ふと振り返ると時間に余裕ができていて、俄然、考え事する時間
(シュミレーションをしてるとか、構想を練っているなんて言うと聞こえはいいが、
一歩間違えば空想壁という言葉で片付く可能性も大有りな行為)
も必然的に元通りのサイズに拡大。
なんか、やっと落ち着いて、音楽聞こう!であるとか、
お友達のライブを見に行こう!であるとか、
そゆことがしたい、できそうな気分になれる、この喜び。

嬉!

なのである。

それぐらい、ここ一ヶ月は妙に忙しかった。
だって、マッサージに行っちゃったもん!(自慢すべきことではまったくないんですけど。)

ワタシは生まれてこの方、4度しかマッサージというものに行った事が
なかったのだが、流石に弱音をちびっと吐き、
人生5度目のマッサージにまで行った位、
限界っていう名前の天井にタッチできちゃいそうなほどの状態。
大まじめに自分史の中では大変珍しい状態だったと思う。
ちなみに、生まれて初めてのマッサージは、
スポーツ理学系のマッサージで、所謂、医者に施してもらい、
2度目は渋谷にある某テレビ局近くの中国人のやってる店。
そして後の二度は、アメリカに来てからで、今回行ったのと同じ店。

今回は、Grouponを利用して(!)、チップを含めて考えると
最終的には3割り引きぐらいの金額で、
ホット・ストーン・マッサージってのをやってもらった。
これがですね、はんぱじゃなく

熱い!

ん・で・すって、笑えないぐらい。
でも、我慢したんです、きっと体にいいに決まってるって思って。
実際、なれると気持がいいんですが、
終わって、ああ、やっぱり!背中が一箇所火傷してました。
とほほ、です。

それでも、普通のマッサージより、血行がよくなって、
とてもよかったので文句言えないんですけど、、、割引だし。
(火傷して、水ぶくれができたところ以外は。笑)

箸休め(になるのか?本当に?)。




先月のトミジャズでの一こま。ベースのスティーブ君とデュオでOld Devil Moonです。
雑音がスゴイのですが、良い雰囲気が伝わると思うのでアップしてみます。
ちなみに、ご本家のYoutube上では、unlistedのまま(公開の設定にしてない)ので
こちらのリンクからのみご覧いただけます。

    スティーブくん、画面では時折手が写る以外、まったくフレームに入ってません。
    カメラの位置が固定な故なんですが、、、
    その代わりといっては何ですが、ピアノを弾いていない
    どどりんが、最初から最後まで写っております。
    世界に散らばる百々徹ファンの、特に背中ファンには涙が出るほど嬉しい映像ですね!笑

スティーブ君とのデュオでのギグを、どこかでブックしたいのですが、
まだ実現しておらず。お客様と近くて、暖かい雰囲気があって、
ベースとボーカルのデュオに適した場所、ないですかね?
ニューヨーク、もしくはニューヨーク近辺で。
ベースとボーカルのデュオだと、コーヒーハウスのような場所なら
完全にアコースティック、もしくは歌に小さいアンプとマイクを使うだけで
十分なので、出張、しやすいですよー。(宣伝ピッチ)
コーヒーハウス・ツアーとか、いいなー(美味しいコーヒーを沢山飲むところを想像中なり。)



11月の日本滞在。未だ何も決まってないのですが~、
今からとても楽しみです。
今回は、久しぶりにteachingなんかも検討しようかと思ってますが、
どうなるかしらん、スケジュール、、、うーん。

無事に終わってホッとしてます

皆さん、七夕の日はThe Triadにお越し下さいまして
本当にありがとうございました。
Yuming Things 2、無事に終幕を迎えましてほっとしました。
都合がつかずお越しになれない方、
遠方故にお越しになれない方、応援のメッセージ、
ありがとうございました。

コンサートが終わってから、ご覧頂いた皆様から
とても温かいメッセージや、励ましのお言葉、
また次回への期待など、様々なポジティブなフィードバックを頂戴しました。
次があるのか、はたまた今回でお終いなのか、
未だ終わったばかりでイベントの締め作業の最中なので
何とも申し上げられませんが、前向きに検討しようと考えてます。

千里さん、脇さん、豊君、みっちゃん、ジョーくん、
河野さん、スポンサーの皆様、当日お手伝い下さった
スタッフの皆様、大変お疲れさまでございました。
皆さんが、一緒に動いて下さったからこそ
小さな思いつきから始まったこの企画が実現しました。
本当にどうもありがとうございました。

それから、いつも私を支えてくれる友人達に感謝!
FBやTwitterで告知をRT/SHARE、書き込みしてくれて本当にありがとう。
なんだか平凡な表現で、自分のボキャブラリーの乏しさに嫌になっちゃいますが、
とっても、とっても、とっても嬉しかったです。

下の写真は、友人のSeung Heeが撮ってくれたものですが、
とても気にいっています。
自分の気持ちが顔に出てるっていうだけじゃなくて、
なんというか、歌った後にああいう顔になっていることで
自分は歌い続けていていいんだって思えたし、
いい友達、いい仲間、そして大好きな音楽に囲まれている、
そういう人間の顔に見えました。



Never Let Me Go (2006) Mamiko in Duo

Never Let Me Go (2003) Mamiko in Duo < Click the link! Recorded and Mastered at Bennett Studios

古いデモを聞き返す、自分的流行は未だ廃れず、今日はNever Let Me Goを。
ライブであまり唄わないのに、録音にはなってるっていう、
ワタシのレパートリーの中では「不思議なもの」系。
実は、不思議でもなんでもなくて、どうも歌詞が飛びやすい(忘れやすい)ので
よっぽど気持が落ち着いてないとコールしない曲、っていうのが正しい。
(ワタシは歌詞の覚えが異常に悪い上、平気でその場で歌詞をでっち上げて、
良い代替歌詞wwwがスッと浮かばない時は、もちろん、スキャットで埋め、
何食わ~ぬ顔をして唄います。はい、そういうヤツです、タイラマミコは。笑)

話をタイトルトラックに戻しますが。

記憶に正しければ、この録音、ピアノのダンはこの曲に馴染みがあまりなく、
同じ日に録音したほかの曲に比べて、あまり乗り気では無かったというか、
あんまり彼的には出来に満足していないというか、
申し訳無さそうに、え、こんなんでいいの?みたいなことを言っていた。
合計で何回録音したか、ちょっと覚えていないが、
多分、2、3回録音して、結局、一番最初に録音したトラックを選んだ(このトラック)。

一番最初に録音したものが採用される確立って、
一般的に多いんじゃないだろうか。
録音の3割打者みたいな(笑)。

同じようなケースで思い出深いのは、ニューヨークに来てから
最初に録音したデモで、どどさんと録ったToo Late Now。
デュオで、一度しか録音しなかった。
なんか録音した後、録りなおす気が起きなくて、
何も根拠はないんだけれど、これでいい、って思えて。
結果、このトラックが後に、オンライン上で開かれた
ジャズのコンペでファイナルまで残った想い出の曲になったんだけれども。
むちゃくちゃ、未熟な時代の録音なんだが、
なんか、今より大人っぽい声で、発音の甘さはあるものの、
なーんか、確かにいい空気は流れているっていうか。
懐かしいなー。Too Late Nowも、そのうち、ここで公開しようと思ってるので、
気になる方は、ブログの更新を気長にチェックしていてくださいませ。

そして、月曜日のラウンジは、雨でも、嵐でも、めげずにやりますよ!
皆さん、雨宿りがてら、今度の月曜日はNB Loungeへ。
(え、だって、物凄い雨になるらしいですよ、、、
ワタシの晴れオンナぶり、発揮できますかね?どうでしょうね?)

    Monday, May 16
    @NB Lounge
    111 E56th Street
    (bet Park and Lexington)
    New York, NY 10022

    8PM to 11PM

    No Cover, No Minimum

[Rough Mix] The Boy Next Door (2010) Mamiko 2

The Boy Next Door (2010) < Click the link! Recorded at 58N6 Media Labs (Rough Mix)

The sun goes up, and Monday rolls in.
In few hours, I will be at NB Lounge with Toru.
Then, the moments will be filled with the music and I soar…

    Monday, May 9
    from 7:30 to 11PM
    at NB Lounge

    Mamiko Taira (vocal)
    Toru Dodo (piano)

    111 E56th St (bet. Park and Lex)
    New York, NY 10022

    No Cover/Minimum



今回の音源は、本当はマスタリング済みのを入れようかな?と思っていたけれど、
偶々、サーバーの中にサクラフォンの夏目氏にラフミックスを送った時のファイルが
削除し忘れていて残っていたので、んじゃ、ラフミックスを出してしまおう!って。
なんで~?って思うでしょうけど、ラフミックスもいいんですよ、なんか。
生々しいっていうか。会話もちょろっと入ってたりするし。

今週、2日の土曜日は、晴れてくれないと困るのです。

今週の土曜日は、野外でチャリティイベントです。Hand in Hand Projectと題し、色々なフィールドで頑張っている人たちが集まって今回の震災で被災した方々の為に、救援活動に注力されている方々、そしてその活動の為に、日本で頑張っている人たちに、そして遠くからそれを見守る人たちのために、今、できることをする、そういうイベントになると思います。(少なくとも、ワタシはそういう認識で参加してます。)

だ~から、晴れてくれないと困るんです、お天道様!

イベントは、12時キックオフ、音楽以外にもダンスあり、バザーありと盛り沢山。我々は、12時半に演奏する予定になってますから、12時の来場を目指して遊びにいらして下さい。お待ち申し上げております。詳細は、フライヤー(クリック!)をご覧頂いても宜しいですし、下に挿入した地図を頼りにお昼にお越し頂くのも宜しいかと思います。

既にご存知の方もいらっしゃると思いますが、ワタシは、百々さんとのデュオで参加します。あと、広瀬未来くんが陣中見舞い(!)に来てくださるそうなので、彼にもモチロン!参加して頂きます。(うふふ!かーなり、嬉しいんですよ、未来くん!ありがとうね。)

この日は、1曲頭にジャズのスタンダードを唄った後、他は日本語の歌を演奏します。久しぶりの日本語大会です。(日本語大会とは、百々さんとワタシが日本語のレパートリーをがっと纏めて演奏するセットを、勝手にワタシがそのように呼んでいます)。ラウンジなどで聞いていらっしゃる方も居られると思いますので、ちらり予告をしますと、ゴスペル風味のアレとか、しっかり季節外れのあの曲も、全然オリジナルと違うじゃん!という6/8の曲も、一応ラインナップに入ってます。これに新曲を一つ足してお届けします。30分のステージと短めですが、楽しいものになると思いますので是非、お楽しみに。

また、姉御こと、中井チエミ、古賀マリ率いるAfronaughticaも出演します。元気でバリバリ演奏するグループなので、是非、ご覧頂きたいな~とココロから思います。野外で聞くっていうシチュエーションは、ひょっとしたらベストじゃないですかね?このバンドに関して言えば。我々と併せて、お楽しみに!



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日本から離れた場所で心痛めている人たちのことが気になっている。自分は、911を通して、サバイバーズギルトなるものの猛威を大切な友達を通して、そして職場を通して極間近で見てきたし、少なからず自分の中にさえ、そういうものを認めざるえない状況があったから、今回の震災から来る(来たであろう)「それ」への懸念や、また、間接的に被災の影響を受けた人たちに根付くであろう「それ」、更に、その外側に居る被災しなかったけれども、自分のナショナリティ、オリジンから来る責任感(の類)から生まれる「それ」、そして幾重にもなる「それ」がとても気になる。気にせずにはいられないのである。だから、この土曜日が晴れて、予定通りにイベントが行われたら、心痛めている人たちのことも忘れずに、しっかり歌をうたいたい、と思う。


自分が生きていることを認めていくことに辛く感じることもあるでしょう。
でも、生きるという大仕事を全うすることの大切さを忘れずに、
亡くなった方々の分も確りと生きることは
決して間違ってはいないんです。
だから、毎日を一生懸命生きていきましょう。
それも、人を助けたり、人を愛したりすることと同じぐらい大切なことです。


April Schedule (and few lines of blah x3)

Before we close the third chapter of 2011,
I have one more date at NB Lounge.
How can I skip this and go on?

The very last Monday of March, on the 28th, NB Lounge will have
Art Hirahara on piano and yours truly, Mamiko on vocal.
My famous “Pray for Japan Tip Jar” continues throughout the month of March,
and the 28th isn’t the exception. All your tip jar proceeds will be donated to
Japan Disaster Relief Fund (The first 2 weeks’ donation was sent to
GlobalGiving – FYI).

    Monday, March 28
    at NB Lounge
    from 7:30 PM to 11:00 PM

    No Cover/No Minimum

    NB Lounge at the Lombardy Hotel
    111 E56th Street
    (bet Park and Lex)
    New York, NY 10022



OK. Now, let’s talk about my April schedule.

In the first weekend of April,
Saturday, April 2nd at At Central Park Naumburg Bandshell.
I will be performing with Toru as part of this Japan relief charity event,
Hand in Hand Project ~for Japan~.”
We are thinking of doing Japanese songs. (yay!)

Also, in the same event, our good friends,
Mari Koga and Chiemi Nakai will perform as well
(They will be billed as “Afronaughtica.”)
On one fine day, at one fine event in the park,
we gather together for a great cause.
Please join us at Central Park Naumburg Bandshell on
Saturday, the 2nd.

    Saturday, April 2
    Hand in Hand Project ~for Japan~
    @ At Central Park Naumburg Bandshell (Mid-Park from 66th to 72nd Streets)
    from 12 (noon) to 3PM

    Afronaughtica
    (Contemporary Afro-Cuban & Jazz Unit by Chiemi Nakai & Mari Koga)
    Kenichi Ebina
    (dancer)
    Mamiko Taira + Toru Dodo
    (Jazz Duo)



    Monday, April 4
    @ NB Lounge from 7:30 PM to 11PM
    with Yoshi Waki (bass)


    Wednesday, April 6
    @ G-Bar
    from 6 PM to 10 PM
    579 Grand Concourse, Bronx, NY 10451

    Bonz Satoh (sax),
    Akiko Tsuruga (organ),
    Luciana Padmore (drums),
    Mamiko Taira (vocal)



    Monday, April 11
    @ NB Lounge from 7:30 PM to 11PM
    with Art Hirahara (piano)


    Monday, April 18
    @ NB Lounge from 7:30 PM to 11PM
    with Toru Dodo (piano)


    Monday, April 25
    @ NB Lounge from 7:30 PM to 11PM
    with Toru Dodo (piano)




NB Lounge is located on
111 E56th Street
(between Park and Lexington Avenues)
New York, NY 10022
No Cover, No Minimum



Almost Spring,
almost April,
and almost weekend.
A vague line of “is” and “almost,”
its distance looks closer than we see
and farther than we feel.
This morning’s snow might be your sigh, Winter.
The sigh makes us feel guilty, and
remind us how much we tried to love you, but we couldn’t.
Don’t be sad, Winter.
You surely will come back and stay with us…


日本の音楽がアメリカのiTunesにあることについて思うこと。(updated)

本題に入る前に!
この月曜のNB Loungeは、pianoにsenri oeさんをお迎えしてお届けします。
予定通り、7時半スタート、No Cover, No Minimumですよ!
Come to NB Lounge 🙂


さて。

いくらジャズ専門で唄っていても、いくらジャズが好き!と言っても
元々、ジャズから音楽畑に入ったわけではない自分であるからして、
日本の音楽、周囲が想像する以上に、本人は好きなのである。
正直、高校生以降、邦楽系のポップス、ロック、そちら方面は聞いていないし、
高校生のお小遣い、バイト代なんて大した額ではないので、
自力でアルバムを買って、なんていうのには限界があったし、
You & I(懐かしい?)で借りるなんて言っても、やはり限度があったし。
兄、姉がこれでいたら少しは環境も違っていたと思うが、
それもいないので、知っているものというのは無茶苦茶少ない。
自慢には全くならない話だ。
だけれども、何気に好きなのである、日本の音楽が。

だから、大人になった今、そしてネットが普及して
色々なところから、あの頃聞きたかったもの、
自分より大人の方々の世代が聞いてきたもの、創ってきたものを
好きなだけ遡って聞ける環境になり、
遅ればせながら、高校時代のキャッチアップ、
洋楽ばかり聞いていた大学時代、ジャズばかり聞いていた大学時代、
その間に逃したものをキャッチアップに勤しむ日々(というか、週末、厳密には。)
時間が許す限りにドップリいってしまうし、それがまた楽しかったりする。


アメリカに長く暮らしていると、日本人のアーティストの音源を入手する手段は
かなり限られている。例えば、通販(アメリカの日系書店のサイトがメインで、
最近では直で日本のamazonなど)、紀伊国屋さん(あまり多い品揃えではないですが)、
book offさんとか(中古ですね)、あとは、親、友人が来る際に持ってきてもらう、
人からコピーさせてもらう、など。

ここに、最近は数に限りがあるものの、iTunesからダウンロードというのが加わった。
セレクションの狭さに笑いすら込み上げるものがあるが(失敬!仕方ないですよね。すんません。)、
時間をかけてiTunes上を徘徊すれば良いものにも当たる。
その時間をかけて巡り会ったもので、ああ、巡り会って嬉しい!っていうのには
saigenjiさんであるとか、kicellさんなどがあったりするし、最近では
吉田美奈子さんの昔のアルバムがぽこっと一枚だけあったりして、え?みたいな。
そういえば小坂忠さんも2000年ぐらいに発売になったものがヒョッコリありました。
こゆワタシ的にはハッピーなものに並んで、ワタシのよく存じ上げない方々、
と柔らかく呼んでおきますが、思ったより何気なーくダウンロード化に注力されてたりして。
所謂、日本のカラオケシーンでは断然強いであろう方々ですね、
昨年でしたか?、電撃結婚だか婚約だかされたA.H.さんとか。
そゆラインの。

で、

ちょっと話がごちゃっとしそうなんだが、WEBで自分のコンテンツをサーチエンジンで
ひっかかり易いようにキーワードを噛ます、仕込み技(!)があるわけだが
例えば、エリントンの作品に傾倒しているアーティストだったら、
デューク・エリントンって仕込んだりとか、ま、色々、キーワードとしては考えられる。
結局、どんな人に自分を見つけて欲しいか、ってのがマーケのポイントなわけで、
有名な話で、自分のレズメをオンラインで公開して、採用して欲しい会社数社の
社長の名前を仕込んで、社長の名前をウェブでググると自分のレズメと
自分からのメッセージが一番に出て来るようにして、自分が望んでいた会社に
就職した人の話は、去年、ネットを大きく賑わせた。
(頭、いいよねー!)

さて、話を戻しますが!

ワタシは自分でアルバムを出しているわけではないので、
iTunes Storeのしくみはよく理解できていないが、
Geniusであるとか、Pingなどを見る限り、SEOを考慮したものが
絶対存在するだろうな、と。
恐らく、iTunes Storeにアップしたアルバムなり、楽曲の
ジャンルってのは、購入見込み客?Potential BuyerのGeniusや
同じようなものを好むPing経由の横繋がりっていうんだろうか?
それにも少なからずとも影響があるんだろうな、と察するわけだ。
これは、その道のずぶの素人であるワタシにも想像できることだから、
その道、その筋の方には考慮済みというか、理解しているだろうな、
期待してしまうのである。

んだがー、

クラシック、ジャズ、ゴスペルなど、ジャンルがハッキリしているアーティスト以外は
極少数を除き、かなりの多くのアーティストがJ-Popで登録されているという事実。
これいかに?

例えば、最近見つけた吉田美奈子さんの「扉の冬」と小坂忠さんのアルバム数枚。
吉田美奈子さんはJ-Popで登録されている。
小坂忠さんのゴスペル系のアルバムは、ちゃんとゴスペルで登録されてますが
それ以外のものは、やはりJ-Pop。

ワタシ的な発想からしたら、例えば吉田美奈子さんの「扉の冬」を聞いて欲しい人達というのは、
まず、J-PopをアメリカのiTunesストア探す、購入する層には多いのか?
A.Hama◯◯◯◯.であったり、Aya◯◯、◯tadaなどのアーティストを好んで聞く人達に、
果たして吉田美奈子さんを聞いて欲しい、一番のターゲットなのだろうか、と疑問が浮かぶ。
むしろ、Carol King, James Taylorなどを好む層、Popというジャンルを選ぶ人達、
もしくは、Carol KingのTapestryなどを聞く層、Rockというジャンルを選ぶ人達に
すんなり受入れられる可能性の方が、未だポジティブだよなーって思う。
もっと一歩踏み込んで、Singer/Song/Writerという区分だっていけるかもしれない。
ただ、率直に言ってJ-Popをカテゴリーに選んだ時点で、アメリカのダウンロード市場では
まず日の目を見ないんではないか、というのがワタシの懸念。
これは小坂忠さんのアルバムも同様のことだ。
ぶっちゃけ、Bonnie PinkさんがJ-Popで上がってるのも、ちょっと疑問。
確かに本国ではそうなんだろうけれども、違うジャンルを当ててもいいような気が
(もしも、本気で売るなら、ってことで。あれは、純粋にPopに入れたほうが
多少なりとも希望が持てるような???英語の詞の楽曲が多い方ですし。)

矢野顕子さんは、ご自身のリーダーでは、エレクトラから出されたLove Lifeと
ノンサッチから出されたPiano Nightlyが上がってる。
Love LifeはPopで、Piano NightlyはJazzで登録されているのは
レーベルのカラーと、レーベルのマーケの判断だと願いたい。
でも、どちらも言えるのは正しい区分けだな、という点。
矢野さんは、Singer/Song/WriterでもWorldでも行く(ける)可能性は
きっとあったんだろうけれども、このカテゴリーを各々選択したことで、
はっきり、どの辺りの方に聞いて頂きたいってのが一発で理解できるし、
どうスッコロんでもJ-Popとはしないだろうなー、と。
ちなみにyanokamiは、ヤマハからシングルが2種出されていて、Electronicで登録されてる。
これも最も適したカテゴリーだし、思わず拍手。

ここでもう一度言うけれども、ワタシはiTunes Storeの登録過程を知らないから、
ひょっとしたら、日本国内で登録した際に、日本での登録内容が平行、強制で用いられるのかもしれないし、
ひょっとしたら、登録を何度か国に分けるとか、手間をかける方法があるのかもしれない。
(日本は日本、アメリカはアメリカ、欧州は欧州、みたいな?)
矢野さんのような例は特異な例の一つで、海外のレーベルが登録を独自にしていて
日本とは連動してないから、うちではできないんだよー、みたいな
大人の事情?があるのかもしれないし。
その辺りは分からないけれども、
もしも、


私達、JapaneseでPopやってます、という理解で、
じゃ、J-Popだよね、選ぶのは、

ってなっているのだったら、なんだか妙にもったいないと思うし、
加えて、こゆのを垣間みると、実は、ひょっとしたら


ま、メインは日本市場だし、海外はよくわからないから、
もし、売れたらいいよね〜、とりあえず、ワールドワイドにしとく?

っていう、なんとなくStoreに入れてみました、っていう観点からやってるのかなー、とか、


海外にいる日本人のみを対象で、著作権的な観点や音楽の内容的に問題がないもの、
とりあえず、テスト的に出してみてます、

っていうgood willっぽい観点からやってるのかなー、とか。
でも、それだったら、確かにJ-Popが一番妥当なのかもしれないですけれども。
そう、アメリカに住む日本人を第一にマーケの対象にしているなら。
要らぬことを考えてしまうのである。


いや、勿論嬉しいんですよ、日本の音楽が量は少ないにせよ、
ダウンロードできるのは!
でも、日本の音楽を誇りに思い、自分がジャズをやっていても、
大きく影響を受けた音楽の一つなわけだから、
そういう「素敵」を、日本人以外にも伝えたいな、って日々、思う自分ですから、
こういう些細なことが、些細なことに思えないのです。


変ですか?こゆ心配事っていうか、concernって(笑)。
ジャズ屋なんだから、ジャズのことだけ心配しとけ、って言われたら
はい、それまでよ、なんですが。てへへ。
どなたか、お詳しい方いらっしゃったら
是非、教えて頂きたいです、この登録の過程。
なんか、知っておかなくちゃいけないような、
そういう思いに、漠然と自分が在るのです。

もしも、強制的に日本の登録内容が平行で登録されなくては
ならないような事情があったとしたら、
それは変えるようにAppleに働きかける、意思表示を皆がすべきだと思うし、
絶対、海外のマーケットを視野に入れている人には重要な問題だと思う。

(個人的には、強制ではないと睨んでます。
だって、アーティスト名はローマ字、英語で登録できて、
タイトルは漢字のままの方と、
アーティスト名とアルバムタイトル、曲名まで
きちんとローマ字、英語表記にされて登録がなされている人がいるってことは
ジャンルの選択も、きっと選べるんじゃないかって、
単に、レーベルが一手間をかけたいか、かけたくないか、
その辺りが一番の問題なんではないか?って、ついつい疑ってしまうんですが。)


但し、一発ガツーンを期待して、
例えば、いきなりJ-Popという用語が、
Tofu, Soy Sauce, Tempra並みに浸透したとしたら
J-Popを最初から噛ますという選択は、イキなのかもしれない。
その大ブレイクを待ってJ-Popにノッケから賭けてるのだろうか?
だとしたら、それはそれで凄いかも!


追記:
昨晩、ブログを更新した後に、本当に偶々なんですが、ふと思ってPat MethenyのThe First CircleのアルバムをUS iTunes Storeでサーチをかけたところ、このアルバム、何故か2つ登録されてまして(いつからそうなのか、いつそうでなくなるのか、ワタシには分かりませんが)、一つは、ジャズのカテゴリーで$9.99で、もう一つはオルタナティブのカテゴリーで$7.99で出てました。解説も、曲も、曲の長さも、発売年度も、ミックスの違いも特には明記されてなく、どう見ても同じもの。はて?これはマーケティング上、何か意図があるのか?単なる、iTunes Store側の何かのミスか、それとも、セールが行われていて(ほら、古いアルバムの値段が下げられたり、するでないですか?)、その際、オリジナルの値段のものが下げ忘れられたのか?うーむ。分からない!

どちらにせよ、買う側は、安い方で買いたいと思うだろうし、高い方で買っちゃった人は、差額、要求してきそうだし(アメリカですからね、なんせ!)。加えて、ここで分かるのは、同じアルバムを2度登録することができる可能性は、高いというより、恐らく出来るってことですよね。その手段をどこに、何にapplyするってのがポイントかも、なんて思いませんか?

さよなら2月、こんにちわ3月(直近のスケジュール)

数日前にアップした英語のブログエントリーのBlack Coffeeに引き続き、
おまけ音源の第二弾、Cloese to Youです。

昨年の、秋深まる10月に六本木のAlfieで
親愛なる井上智さん(お兄様~!)とデュオで演奏する機会があったのは、
去年のワタシの歌の記憶の中では、とても大切なものの一つでした。
お店の方のご好意で、暫くの間YouTubeにもその夜の映像をアップしてくださり、
ライブに足を運べなかった方や、遠方にお住まいの方に
少しだけ、空気を味わって頂くことができました。

その映像、二人でClose to Youを演奏しているものなんですが、
先ごろ、お店のアカウントから下げられたようで、心あるサポーターの方から
「見られないよ」の連絡を聞き知りました。
やはり、あの晩の演奏の、あの音の感じは、ワタシ自身も大好きですが、
同じように共感してくださる方が、多くはないにせよいらっしゃるようですので、
映像ではございませんが、音源だけ、Mediaのセクションにアップしました。
そして、この今打っているブログにも入れてみました。

Close to you、どうぞお楽しみください。

Close to You (Click the title to play!)
Mamiko Taira with Satoshi Inoue (recorded at Alfie, Fall in 2010)



さて。ギターと言えば、今晩、2/28のラウンジは、高免信喜くんです。
高免くんとの出会いは、智さんと、つるりんこと、敦賀明子嬢の紹介でした。
(と、以前に書いたように記憶しています。)
演奏をする度に、どんどん良くなっていくというか、
学ぶことに終わりなどなく、成長しつづけていくことこそ、大切だよなーと
いつも感心させられ、自分も頑張らないとなーと思うのです。
そんな高免くんが先週に引き続きご一緒してくださり、NBの2月の終わりを飾ってくださいます。

    Monday, February 28
    from 7:30 to 11 PM
    at NB Lounge

    No Cover, No Minimum


    NB Lounge at the Lombardy Hotel
    111 E56th Street
    between Park and Lexington Avenues
    New York, NY 10022



さくっと3月のスケジュールも入れておきます。
3月のラウンジ、
未だ、百々さんがお休みですので、二人の素敵なピアノの方をお迎えしてお届けいたします!
3月7日、21日の月曜日はSenri Oeさん、
3月14日、28日の月曜日はArt Hiraharaさん、
どちらも実は(これまた)井上智さん繋がり。
全く違うスタイルのミュージシャン、スタイルですから、
かなり楽しくなるのではないかと思います。


    智さん繋がりなるもの。
    彼の去ったNYは、今も彼の精神が
    色々な形で根付き、息づいているのですね。

Monday, 2/27 and “Black Coffee” from 2009

This Monday, the 27th, I will be at NB Lounge from 7:30 to 11. 2 weeks in a row, I will have Nobuki on guitar. If you haven’t heard of his playing or haven’t play together yet (for my fellow singer friends), I urge you to check his playing. That’s all I want to say, and that’s all I need to say. Swing with us 🙂


Monday, February 27
from 7:30 PM to 11PM
@ NB Lounge

    Mamiko Taira (vocal)
    Nobuki Takamen (guitar)

    No Cover, No Minimum
    (yes! Monday is still enforcing No Cover/Minimum policy!)

NB Lounge at the Lombardy Hotel
111 E56th St
between Park and Lexington Avenues
New York, NY 10022


Love and hate relationship of seeing myself on any sort of media including videos and photos and all those “mirror-ish” act is always right “THERE” in my face as long as I engage in performing arts. It is totally unavoidable. Sometimes, I accept them OK. Sometimes, I can’t stand what I do in these things how stupid I sound or look and regretted for the fact I was in it – then, I hear the echoing, haunting melody of Carol King… “baby, it’s too…”

This sound clip is ripped from the video recorded on one of the gig in Japan. The video isn’t too bad, but I wasn’t sure if it’s worth showing (haha!). However, what I sang wasn’t superb or spectacular, but… what can I say… wasn’t too bad. I admit I enjoyed listening to it even today (this was from 2009? Yes? Maybe). I particularly surprised by the attitude I was able to present or capture (the attitude – the secret ingredient to make things happen if you can use it right. AND that is probably the biggest thing I have learned in the college from D.J.)

Will you share the moment with me? Here’s black coffee:

Black Coffee (click the title!)