音楽が結ぶ縁って良いですね。

先日、お友達のお家で鉄板焼きの会があったんですが、
まあ、鉄板焼きが食べたい、っていう食が導いた結果とも言えますが、
実はメインのゲストに、日本からのお客様と、
そのお客様の20年来のお友達を一緒に迎える
という一粒で二度美味しい!な、
でもってドップリ『西』な集いでした。

種浦さんというシンガーソングライターの方で、
初めてお会いしたにも関わらず、気さくに接して頂けた上に、
ちゃっかり馬場のアキさんへ差し上げたいアルバムまで
持って帰って頂くという(まー、ワタシったらずーずーしい!)、
なんだか一杯楽しいことが詰まった夜だったのです。

で、主賓、最近ツイキャスをされているそうで、
何本かその晩に撮ってらしたんですが、
一本、平が酔っぱらって歌いまくっているシーンがドキュメントされており(笑)、
ひゃひゃひゃ、なんだか楽しい感じなのです。
しっかり記念に下に埋め込んでおきます(笑)。

キャスターは、もちろん種浦さん
種浦ツイキャスのページに飛びますと、ターネー版サマータイム、聴けますよ!)
ギターは高免くん
ピアノなのにピアノ弾いていないのは豊くん。
ご飯を作って下さってるのは、あやねちゃん。
あれ?映ってる?映ってない?のは、120%ひろみさん。
酔っぱらいは、わたし。

種浦さん、この土曜日、8月10日に
高田馬場のHot Houseでライブがあります。
皆様、お誘い合わせの上、是非。
あ。高田馬場のホットハウスは世界一小さいジャズの店ですから
絶対に電話を入れて、席を確保して下さいね。
なんたって20名も入らないぐらいなんですから!
ヨロシクお願い致します。



あと、ちょっと前にスケッチ音源をSoundCloudにアップしました。
下記がリンクになります。
ジョビンのHow Insensitiveとキャロル・キングのIt’s Too Lateのメドレーです。
へぼいピアノで申訳ないですが、あくまでもスケッチメモですんで、ご勘弁を!笑

How Insensitive – It’s Too Late Medley



えー、あと速報としては、
秋のプチ日本ツアーの日程に、11月23日(土)甲府・アルフィーが加わりました

それから、
ボーカル・ワークショップは、今年は11月17日の日曜日に開く方向で準備を始めました
こちらは追って詳細が決まり次第、お知らせ致しますね。

Here is what I think…

Here is what I think…

You can sing literally anything you choose.

Choose to sing your original,
choose to sing someone’s original,
choose to sing someone’s cover,
choose to sing the material from any genre,
choose to sing in your own language or some other language…

ALL ARE GOOD.
STAND BY IT.

Singing original or someone’s original or copy, cover or
musical genre itself or language you sing in
won’t judge or grade you good or bad.
Won’t even make you hip or a looser.
Singing well-known material or unknown material
doesn’t give you any validation as an artist.

Don’t be fooled by what others think.
Sing what you want to sing.
Style it in the way you wanted.
Make your own rendition of it.

LET YOU BE THE SONG.
LET THE SONG BE YOU.

今年の秋の日本でのライブの日程(今日現在のまとめ)

こっそり今秋の日本でのライブの日程を、
ほんの一握りの平麻美子の駄文満載のブログ読者様に
今、分かる範囲でお知らせしよう、
と思ったけれど全然こっそりじゃないですね、ブログに書くこと自体が!笑

えー、Facebookのファンページ(これまた一握りの!)には
逐一、ブッキングされる毎にshout outしてたんですが、
一覧には未だしておらず、これがお初の一覧になります。
もう数本入れたくて、ブッキングに四苦八苦してますが、
とりあえず決定している範囲でお知らせを。

    11月14日(木)大阪/Sub (with 長谷川朗)
    昨年の大阪は、ツアーの最終日でした。ワタシの声がむちゃくちゃ調子悪い状態で、お客様に大変ご迷惑をおかけしたと痛く反省しておりまして、今年は、いっちゃん最初に大阪で罪滅ぼし、、、という心持ちでございます。恐らく長谷川朗2か、長谷川朗3とのご一緒させて頂くことになると思います。詳細が上がって来ましたら、逐一ご報告致しますね。

    11月15日(金)静岡/ライフタイム (平麻美子4)
    カルテットとしてのツアーの初日は、静岡のライフタイムさんからスタートです。昨年、スケジュールの都合で実現しなかったライフタイムさんですが、今年はブッキングが実現致しました。静岡ジャズファンの皆様、今から楽しみにしておりますよ!こちらは古谷淳、安ヵ川大樹、柴田亮、そして私でお届け致します。

    11月16日(土)東京・お茶の水/ナル (平麻美子4)
    お茶の水のナルさん、いつも気持ちよく演奏させて頂けて本当に感謝してます。沢山のボーカリスト、シンガーの方が活動する東京にあって、ニューヨークの、言わば外もののワタシを快く毎年呼んで下さいます。正に奇特なジャズクラブです!こちらも古谷淳、安ヵ川大樹、柴田亮、そして私でお届け致します。

    11月19日(火)東京・吉祥寺/サムタイム (平麻美子4)
    昨年に引き続き二度目のサムタイム、淳君のレギュラー・スポットです。吉祥寺は私にとっては思い出深い街ですし、あのステージを皆さんがぐるっと囲む感じは、どこでも味わえない独特のもの。そんなサムタイムで再び歌わせて頂けて光栄です。こちらも古谷淳、安ヵ川大樹、柴田亮、そして私でお届け致します。

    11月21日(木)仙台/リラクシン (平麻美子3 with 沢野源裕)
    仙台のリラクシンさんは初めてお世話になります。初めてというのは何かとワクワク、ドキドキですね。そして二度目の仙台、昨年に引き続きトランペットの沢野源裕さんとの共演です。演奏も打上も含めて、仙台行き、ものすごーく楽しみです。仙台は、昨年と同じ編成、古谷淳、安ヵ川大樹、私の3名で参ります。

    11月22日(金)東京・六本木/アルフィー (平麻美子4)
    昨年、一昨年、一昨々年とツアーの初日がアルフィーだったように記憶してます。今回はツアーの後半。ひょっとしたら演奏の〆になる可能性もあるかも。毎回言っているように思いますが、ステージとお客様との距離感がとても好きで、ここで演奏できることを大変光栄に思ってます。古谷淳、安ヵ川大樹、柴田亮、そして私でお届け致します。

はっと思ったのですが、昨年のスケジュールを逆さに並べたような感じですね、今年の秋は。

上記に加えて、恐らく甲府でのライブ、ワークショップの日程が追加される予定です。
あともう一本、どこか関東近県でカルテットで日程を入れられたら万々歳なんですが。
頑張りまーす。


さて。全く別件ですが、先日の赤い風船キリ番大会
特にキリ番報告が無かったので、
150番に当たった方まで持ち越しとなりました。
現在、120ぐらいの辺りだったように思います。
soundcloudは、youtubeなどと違って、聞けば聞いただけカウンターが回るので
根性を出せば、あなたが150番をヒットするかも!笑


tomijazz june 2013
photo by Paul Lacotta

先日のトミジャズでのデュオライブの写真。気に入っているので、
次回のフライヤーに使おうかしら、と思ってます。
もしかしたら、8月の終わりにデュオのライブ、あるかも、ですよ。

次の水曜日はデュオでTomi Jazz

来週の水曜日は久しぶりのデュオでトミジャズです。
来月、再来月とブッキングされていないので、
当面、トミジャズでは歌わないかも、、、(と、ちょっとアピールしてみます。おほほほ。)

tomi-june2013duo

久しぶりですね、最初から最後までデュオっていうのは。
ひょっとしたら2011年の12月以来???
せっかくなので、日本語の曲も引っ張って来ようかしらと思ってます。

日本語と言えば、下の宅録音源(iPadで極めてカジュアルに・笑)、
ひょっとしたら水曜日に演奏するかも!ですよ!

キリ番大会、やってみます!今、丁度カウンターは90の辺りです。
カウンター100ヒット目を出したかた、スクリーンショット付きでお知らせ下さい。
100ヒット出した方にはこの音源、そのもののMP3、差し上げますよん。
該当者なし、若しくは要らない場合は、150ヒット目の方に延期しまーす!

So I moved. Now what? – Gig on Sat, 5/4 @ Tomi Jazz!

TomiJazz-04May2013

I just moved from Manhattan to Brooklyn in last week.
Now, now it’s official and a done-deal!
I thought I never, ever be able to make this happen.
So many people helped me in many ways.
Thank you.
I will be happy if I can get my deposit back in full from my old place!

Now what?

THE GIG. SINGING.

Yes to that! This Saturday, May 4,
I will hit the late show at Tomi Jazz from 11PM.
Art and Yoshi will join me.



Saturday, May 4
MAMIKO 3 at TOMI JAZZ “LATE SHOW”
11 PM to 1:30AM

$10 cover with $10 minimum towards drinks and/or food

If you are joining us from the 1st stage,
people from the early show may be still in the house.
I highly recommend to reserve the table
if you are a party of 4 or more.

Reservation: Call (646) 497-1254



引越、する、する、って言っていて、
本当にできちゃいました(笑)。
今は、ブルックリン住民、今日で6日が経ちました。

お隣さんは、どうやらブルース系のギタープレイヤーのようですし、
真上の部屋では、何かエクササイズやら踊りやらをやっているようで
(またか?)、騒音にはかなり寛容な様です。ホッ。
窓は南を向いていて、日に照らされながら気持ちよく練習できて
ああ、引越してよかったな、と思えました。
近所は勿論、マンハッタンの便利さはないですが、
なんだか庶民的で、ホッとします。

生活の環境の変化をポジティブに生かしていきたいなーと、
ひしひしと思う麻美子です。

さて、今週の土曜日はお馴染みのTomi Jazzですが、
今回は初めてLate Showの枠にチャレンジ。
11時スタートです。
ピアノにアート・ヒラハラさん、
ベースに脇 義典さん、
そしてわたくしめの3人でお届け致します。

春の夜長、土曜日のお天気は晴れ、
夜遊び日和、ですね!
お待ちしております。

またまた人生は火曜日:お約束的その補足をちょこっと

On Green Dolphin Streetの話。
原作はイギリスの小説家の小説で、ニュージーランドとイギリスと2つの舞台で
話が展開するものらしいんですが、映画は大ヒット、
でも曲は大したヒットにならなかったらしく、マイルスの録音が出るまでは
あまり演奏される機会もなかったようです。

実際に本も読んでいないし、映画を見たわけではないので、
あくまでもオンラインでのリサーチを基にしたワタシの想像及び勝手な理解ですが、
ストーリーとして、一人の男性を二人の女性(姉妹)が
好きになってしまって、男性は片方の女性が好きで手紙でプロポーズするそうなんです
(ま、色々事情がありまして、離ればなれなんですね)。
この姉妹、両方ともMの付く名前でして、
一人はブロンドのMargueriteで、もう一人はブルーネットのMarianne。
この、男性、Margueriteが好きなのに、手紙をMarianneで出してしまうのです。
その事実を知らないまま(知らせぬまま)有言実行って感じで
どうやら彼らは結婚するんですが、後から発覚するわけですね、
手紙を間違って出しちゃったんだよ、って。(あちゃー!)

一応、映画の主役はMarianneなので、多分、離婚はせずに
一件落着するんではないかと想像してます。
で、映画のジャンルとしてはアドベンチャー、ロマンス、となってまして
決してコメディではないのです(笑・だって、粗筋読む限りでは
コメディかと思いますよねー、手紙の宛名を間違うなんて!)

恐らく、この3人の出会いの場所がGreen Dolphin Streetで、
そこで出会ったことに感謝してる、感謝できる日がくる、
って感じの、彼女の「ある日」を切り取って
ネッド・ワシントンが歌詞を付けたと、ワタシは思ってます。

歌詞を読んでる限りでは、まだ決着がついてないっぽい、
仮定の域を出てない印象がワタシにはあるんですが、、、
みなさんは、どうですか?

    On Green Dolphin Street

    Lover, one lovely day
    Love came planning to stay

    あなた、それは天気の良いある日のことだった、
    愛は芽生えたの、ずっと根付くかのように

    Green Dolphin Street supplied the setting
    The setting for nights beyond forgetting

    グリーン・ドルフィン・ストリートはお膳立てをしてくれた
    忘れられない夜ごとの背景を、ね

    Through these moments apart
    memories live in my heart

    こうして離ればなれの日々も
    思い出は私の中に生き続ける

    When I recall the love I found on
    I could kiss the ground on Green Dolphin Street

    ワタシが出会った愛を思い出す時、
    (ココロからの感謝の気持ちとして)
    このストリートに地面にキスをすることができるでしょう。

ということで、Tuesdays / 人生は火曜日の平の回の後編です。
前編が未だの方は、前編も併せてお楽しみ下さい

人生は火曜日、歌は木曜日

先日、ちらっとお話したと思いますが、ラジオ番組にゲストでお招き頂きました。
生まれたてのホヤホヤ、今月Launchしたばかりの『TUESDAYS / 人生は火曜日』という番組です。
番組の名前の通り、火曜日に新しいコンテンツがアップロードされる編成で、
パーソナリティを務めるのは清武友佳里さん。
毎回、NYで活動する日本人アーティストにスポットを当て
たっぷり30分、コマーシャルはなし、ゆったりとした雰囲気で番組は進行します。
カテゴリーとしては、ネットラジオと言うのが一番近い形態になるんだと思いますが、
ライブストリーミングではないので、火曜日にコンテンツがアップされたら
そのままアーカイブとして残され、皆さんが一息つきたい時に
自由にいつでも(何度でも!)お聴き頂けます。

前編の今日は、「私はここにいる!」というテーマ。(に、なってました!笑)
清武さんのセレクションで、先日のライブからMy Favorite Thingsを、
そしてワタシのセレクションで、アルバム”and it begins”からAll Of Meを
おしゃべりの合間に挟んでお届けします。

ワタシの小中高時代は、ラジオが生活の中心にありました。
正にラジオっ子です。
朝のFENに始まり、週末のFM、夜のAM、etc.
新しい音楽を耳に運んできてくれたのはラジオでした。
Tuesdaysを聴いていたら、あの頃を思い出しました。
忙しい毎日、30分も座って聴いてられないよ、って方も沢山いらっしゃることでしょう。
でも、そこをあえて!です。

どうぞお楽しみ下さい。



そして、今週の木曜日、3月28日は、MAMIKO 3でTomi Jazzです。
4月は、Tomi Jazzでの予定は入っておらず、次は5月になる上、
百々徹、Steve Whipple、そしてワタシの組み合わせは当分無さそうですので
是非、この機会をお見逃し無く!

mamiko3-tomi-03282013

うふふなお年頃

タイトルには意味は全くないのです、実は。
先日、お兄ちゃんと食事をしていて(注:ワタシは一人っ子なので、あくまでも比ゆとして・笑)、
こういう単語が出てきて、ツボに嵌ったから書いてみただけなんですが。
(余りに想像力をかき立てるタイトルでご迷惑、おかけしてます?笑)

昨日は、ネットラジオの番組のインタビューなるものを受けました。
インタビューと言っても堅苦しくなく、お茶をしながら(注:はい、お茶です!あれはお茶でしたよね?)
リラックスしてお話をするといった感じで、とても楽しいものでした。
あんまり喋りすぎないように自粛したつもりだったんですが、
かなり喋っていたような記憶が、、、
いつごろコンテンツがアップされるのかは不明ですが、
何か情報を得ましたらお知らせ致しますね。
アルバムから曲も流れますし、ライブ音源も流れる予定です。
うふふ。

何も具体的に決まってないですけれども(という前置き付きで)、
アルバムの準備を始めました。
選曲の段階ですが、やはりワクワクします。
こうやって書いてしまうと、何か宣言しているような、
ちゃんと物事を動かさなくてはっていう気になるし、現実味が帯びてくる気がするので。
実際に形になるまでは楽勝で1年以上かかると思いますが、
スタジオには年内か次の年の初めぐらいには入りたいなーという展望を持ってます。
さて、さて、どうなることやら。
そして正に、うふふ、です。

4月に引越しをしなくてはいけないので、色々エリアを物色というか、勉強してるんですが、
多分、Brooklynになる、かな?
段々物件が増えてきているみたいなので、実際にアパート探しをする4月には
どんな感じになってるのかしらん?
今のアパートは立地条件が最大にモノを言う場所で、沢山の思い出が詰まっているんですが、
time to move on
かな、やっぱり、って。

日本茶のみながら近況報告でしたっ!

次のライブは、月末のトミジャズで、3月28日の木曜日です。
フライヤーができたらアップしますね!

先日、FBのウォールで自分で書いて気に入っている文章、
こっちにも書くことにします。
———————————

    It is such a thrilling feeling to know that
    you and a song are the right match.
    It even doesn’t matter if the song finds you or you find the song.
    All are good.
    Then, you just soar with the song. Chemistry of music.
    ” (mamiko)

mamiko-4ways
Photo by Go Nakamura

松岡ゆかりの話

久しぶりに友達のことを書いてみようかな。
松岡ゆかりのこと。

彼女は親友だ。ただの親友ではなくって、その後ろには
悪友、戦友、諸々繋がっていて、一言で済ませられるような人ではなく、
90年代半ばから続く、一種のワーキングパートナーでもある。

高田馬場にホットハウスという世にも小さなジャズの店があって、
そこでは昔、ボーカル・ジャムセッションというのが月一のペースで開かれていて
吉田桂一さんと佐々木悌二さんがリーダーだった。(非常に贅沢な光景でしょ?)
そこで知り合って以来の仲なわけだが、
あのセッションは、1年半だか2年ぐらい続いたのかな?
その辺りの記憶は怪しいけれども、とても濃い時間が流れていたと思うし、
ボーカルを中心にしたセッションの先駆者であり、火付け役だった。

当時にして20名を超える人が集まってしまうとお店は一杯。
3、4人はバーカウンターの内側で立っていないとダメな状態。
聴くのが専門のお客様も若干いらしたので
集まった人の全てがボーカルというわけではなかったけれども、
そういう日も多分あったと思う。
そんな集団の中に居た松岡ゆかりっていうのは、
一番、頑なと言えばいいのかな、スイングさせるのが命!みたいな、
全身で歌うような感じで、スイングして気持ちよく歌えている時の
あの幸せそうな顔や、今一シックリこなかった直後の不満そうな顔は、
忘れろといっても忘れられないと思う(笑)。
いい意味で荒削りというか、とにかく20数名の歌の中では目立った
(ワタシには目立って映った。)
話をどうやって始めたのか記憶にないんだけれども
一端話をしたら、直ぐ打ち解けた気がする。

話をすると、更に彼女の線の濃い、そして真っすぐな、
常に直球勝負な感じがよく分かるんだけれども、
そこには、ふとした拍子に崩れるぐらいナイーブな部分も存在してたりして、
不思議な味のあるヤツだった(笑)。
余談だけれども、そういうところからして
彼女がアビーの音楽に深く惹かれて影響を大きく受けているのもとても自然な気がしてるし、
アビーやシャーリーへの傾倒に、彼女のバンドとしてのサウンドや
本当に歌いたい曲を選ぶ、っていう心意気のようなものが
端を発してるんじゃないかなって思ったり、、、

仲良くなって、色々な話をするにつれ直ぐに思い知らされたのは
彼女がもの凄い努力家で、人の二倍も三倍も努力をしているのが端から見ていて分かるし、
それをひけらかすこともせず、ストイックに惜しみない愛情を音楽に注いでいる点だった。
それは、最初に会った頃から今に至っても、全く変わらず、と言うよりも
以前にも増して、音楽に対する愛情であったり、敬意が深まっているというか。
多分、松岡ゆかりのボキャブラリーの中には、斜に構えるって言葉はないと思う(笑)。

外見的なものや、音楽のルーツ、育った環境やら、
音楽を自分の中に取り込むプロセスなど、我々は、本当に違うと思う。
でも、根底にある「良いものは良い」という考え方と、
「良いものは世に出さなくてはいけない」という信念でがっちり結びついていた。
そして、将来はこういうことを出来るようになりたいね、と
夢も語り合ってきたし、理想と現実の狭間で泣きたくなる日には励ましあってきた。

どれだけの時間が流れたことだろう?

自分らを取り巻く音楽環境はいろいろな意味で変わった。
決して、活動しやすい環境になったとは言い難いけれども、
去年、やっと自分のアルバムが出た。
そして、松岡ゆかりのアルバムが日本で今日、発売になる

我々は、やりたいことを続けることは間違いではないことを身をもって知った。
そして、これからも続けて行けると実感している。


ゆかりちゃん、アルバム発売、おめでとう!

    Song Travels by Yukari Matsuoka Quartet

    一つ、一つの歌が旅であり、その風景であり。
    松岡ゆかりと、彼女の仲間が旅先案内人で、
    12つの旅がアルバムに詰まっている。

    松岡ゆかり、元岡一英、吉田豊、そして横山和明の眼から見た風景を
    アルバムでまず味わってもらって、
    そしてライブに足を運んでくれたら、ワタシもとっても嬉しい。


February Schedule (update) & A New YouTube Clip

BILLIE-0216

Saturday, February 16
Lotus in Harlem Arts and Entertainment presents
MAMIKO 3
at Billie’s Black

DOOR: 7:30 PM
START: 8:00 PM

$10 door cover

Billie’s Black
271 W119th Street,
New York, NY 10026

    This is going to be my first time singing at this cozy uptown bar & cafe.
    A good friend of mine, Ayane’s very first music event
    that she organize at Billie’s Black,
    and I am honor to kick off her music series with my favorite people, Toru and Steve:)



Thursday, February 21
TangereenFest 2013 at p9 studio

DOOR: 6:30 PM
START: 7:00 PM

    Mamiko Taira (vocal)
    Toru Dodo (key)
    Steve Whipple (bass)

Admission: Free

p9 Studio
115 River Rd.
Building 5
Edgewater, NJ 07020

    It is definitely a rare opportunity for me to sing in NJ.
    For those who live in Jersey side,
    drive up to Edgewater and have fun with us!
    It’s free admission 😉

TangereenFest 2013



Thursday, February 28
at TOMI JAZZ

9 PM & 10:30 PM (2 sets)
$10 cover with $10 minimum

    Mamiko Taira (vocal)
    Toru Dodo (key)
    Steve Whipple (bass)

Tomi Jazz
239 E53rd Street (lower level)
New York, NY 10022

    Our regular engagement at Tomi Jazz is always fun and relaxing.
    This is the 1st show at Tomi in 2013. Merry! Merry!

tomi-022813



***
In the last blog entry, I had shared very nice set of black and white pictures from my last gig at Blue Note. There are more pictures in color, and I decided to make a little special photo album coupling with one of recorded tracks from that afternoon, “Close To You.” This is a token of appreciation for your continuous love and support. Enjoy.


Because you are with me, I can keep going forward. Warmly, Mamiko




all photos by Go Nakamura