Quality Time

女心と秋の空、よく言ったもんです。
日本のツアーの総合の感想やら、最近考えることを書こう!
なんて思っていたら、全然違う話を書き留めておきたくなりました。

ころっ、

とです。ま、皆様は慣れていらっしゃいますよね、
ワタシの方向転換癖とでも言いますか…。

母が年一の訪NYを終え、帰国を明後日に予定しています。
既に4、5度目の訪問となると、
観光するというよりも、極端ないい方をすれば
ちょっと遠出して買い物に行きます、ちょっとハンバーガーを食べに行ってきます、
といった日常の平行移動といった趣なので、3週間弱の滞在期間中の会話も、
極めて日常的、他愛の無い会話に落ち着きます。

逆に言えば、こちらから何かサプライズを用意するのが年々難しくなり…(汗)
今回は、何も大きなイベント無しに帰すことになるんだろうか?
なんて考えていたら、丁度、今日のロッカフェラーのツリーの点灯を思い出し、
「!」と思って行きました。
え?人ごみ苦手な麻美子が?って思われた方はどんぴしゃ。
もちろん、ただ行って人ごみに混じるようなワタシではなく(笑)。
ワタシの昼の仕事の絡みで、2度ホリデー関連のパーティーがあって、
オフィスが小さい規模なので、ほぼ義務に近い状態で出席しなくてはいけなく、
そのうちの1つが、必ず、ロッカフェラーの某所であり、
必ずツリーの点灯式の日にパーティーをするのです。
それに母を連れて行った、というわけ。
なので、人ごみで気分が悪くなったり、目眩がしたり、ってことは
ありませんでしたのでご安心を(笑)。
パーティーの方は、なんだか今年は立ち上がりの盛り上がりっていうんでしょうか?
が全く感じられなくて、適当に飲んで、適当に食べて、
ツリーの点灯を待たずに家にかえろ!かえろ!って気分になり、家でテレビで木の点灯を見ました。

と、書いてしまうと、ここでチャンチャンッと終わってしまう。
しかしながら、上の話は本題に掠りもしないのです。





    昨日、母はデパートに行って、cross-body styleの、
    日本語でいう肩がけ、襷がけのバッグを買ってきた。
    ワタシがcross-bodyの、マチのないプレーンで四角いものをここ4年ぐらい愛用していて、
    どうやら、そういうものが欲しくなったらしい。
    それはグレーの柔らかな皮の、よく縫えているカジュアルなバッグで、
    ワタシも違う色で以前に買おうかどうしようか迷ったもだったので、ちょっとビックリ。
    ふーん、やっぱ親子だな、と妙に納得したのだが、納得の波は未だ続く。

    帰り道、地下鉄で移動中に母は、
    その新しいバッグを見つけてから実際に購入に至るまでのデパートでの状況をワタシに
    説明してくれた。やはり、買い物好きの細胞の生み出す興奮というのは
    一駅、二駅の短い時間では足りないようで、
    乗換えを含めて五駅以上は費やしていたように思う。
    勿論、そんなワタシの中にも、彼女から譲り受けた買い物好き細胞は
    確実に生きているからにして、ここでは極めて暖かな視線で
    わが母の話に耳を傾けている図を想像して頂きたい。

    一通りバッグ・ストーリーが終わり、丁度電車が下りる駅に差し掛かった時だった。
    母が急に亡き父の話をしだした。
    「麻美のお父さんは」
    母はワタシを麻美と呼ぶ。
    「学生時代、バイトでカバンのデザインをやっていたのよ。」
    びっくり、初耳である。

    父は、某県立高校から今で言う専門学校のK沢デザインへ行った珍しい奴だった。
    彼の年代でU高に通っていた人たちは、皆、国立の、
    所謂高学歴と見なされるような大学へ行くのが当たり前の進路選択だったそうで
    K沢に行くと言い出した父に、気でも狂ったかと学校も、祖母も
    (祖母にしてみれば泣いて)お願いだからそれは考え直してくれ、
    何も態々学位ももらえないようなところへ行かなくてもいいだろう、みたいなことを
    と言ったらしい。そういう話を、父からは笑い話として、
    母からもやはり笑い話として、そして祖母からは人生の心残り?
    理解しがたい家族の歴史?として自分は聞かされていた。

    「バッグ、かっちり、すっきりとしたデザインが好きだったのよねぇ。」
    K沢に行く前は、G大の建築を目指してた話、したっけ?」
    「いえ、それ初耳。」
    「一次を通って、それを通った直後に何を思ったかK沢行くって進路を変更したのよ。」
    「へー。」

    建築。ワタシは勉強したわけではないし、詳しくもないが、
    建物の類、地図も含めて見取り図やら図面を見ているのは
    実は好きなのである。そしてカバンが好きなのも、
    かっちり、スッキリとしたデザインがすきなのも同様だ。

    「麻美のカバン好きなところは、お父さんから来ているのかしらね。
    お父さんはニットが専門だったのは麻美も覚えているでしょう?」

    父は、ニット以外のものも手がけたが、ニットが一番好きだった。
    だから、ニット製品のサンプルっていうのは家によくあって、
    子供の頃から、ニットのものだけは、なんだか質の良いものを
    着せてもらっていた。もちろん、そんな物の良さなど分からずに
    普通に着ていたわけだけれども。

    ふと思ったので聞いてみた。

    「なんでニットが好きだったのかな?」

    「毛を選んで、糸にしてって、編んでって
    ゼロから自分で創っていくところがいいって。
    そういう部分が建築と共通するって言ってたわよ。」

    電車を下り、階段を登り、家のあるブロックの角を曲がる頃には
    話が終わっていたが、ワタシの頭の中では
    「へー」がいくつも、いくつも連発の状態で、その余韻は、今朝になっても消えなかった。
    ちょっと大きなパズルを解いたような、不思議な後味、そんな感じに今はなってきている。


名古屋スターアイズの日のこと。(約一ヶ月前の話だ!)

もう、一ヶ月も前のことなんだな、とビックリしてるのであるが
日本の話も”yatto”終盤、名古屋デビュー(笑)の話を記憶がすっ飛ぶ前に書いておこう、
丁度、感謝祭の休暇で時間もたっぷりあるし!(結局、そこかいっ)


名古屋への移動日、
多感なニューヨーク時代の前期(と、勝手に呼んでる)を共にした
幸恵さんと、東京駅で落ち合いお茶することになっていた。
その日は、台風が東から西へ移動中で、前の日の高田馬場でも
台風に向かって移動するようなもんだ、大丈夫なのか?
ちょっぴり心配してもらったりして(へへへ、嬉しゅうございますってば!)。

東京駅って大きいんだってこと、来る度に思い出す。
そして、来る度に姿が変わっているように見受けられる。
東京出身なのに、東京のことがよくわからない。
でも、東京駅にいるときは、そこにいる人達の多くが
東京の外からやってきて、ワタシと同じぐらい
東京のことを知らない人だったりして、
知らないことに気後れしたりしないで済んでしまう。
なんだか不思議だ。
、、、なんてことをボンヤリ考えながら
電車は東京駅ホームへ入って行く。
勿論、窓から見える景色は雨、だ。
移動時間を利用して友人に会うなんて
なんて忙しないんだろう?
いつも日本に滞在中は、こんなノリになってしまう。
でも、これは今までの中でも最低っていうか、
実に申し訳ない会い方だよなー、
それでも時間を割いて会いに来てくれる、
ワタシは本当に友達に恵まれた奴だ、とシミジミ。
、、、してる間に、幸恵さん登場。

コーヒーを飲みながら近況報告と
将来的展望ちっくな話も挿み、あっと言う間に時間は過ぎた。
結局、新幹線を一駅(だったよね?)を一緒に乗ってくれて(笑)、
横浜まで二人で移動。
ホームに下りた幸恵さんは、あっという間に視界から消え、
ああ、いよいよ名古屋。
泣いても笑ってもこれでwrap upだ、と実感。
心配した雨、台風は名古屋を結局、避けて通過。
到着した時は暑いな、と感じたぐらい東京より暖かかった。
傘もいらない状態。晴れ女はばっちり健在(笑)。
(でも、マツオカさんの雨女力には度々負けていることを書き留めておく。)

小さいことが幾つか重なって予定していたより少し遅れてスターアイズに入った。
(地下鉄のホームが、なんだか分からなかったのと、
デパ地下で買ったサンドイッチを食べてて出遅れたといった、
極めてドメスティックな事情も含む。)
最寄りの駅に着いたら本日のリーダー、朗君からの電話が鳴る。
到着目標の時間より遅かったので心配かけちゃったらしい。
でも、なんか心配してもらうのは嬉しかったりもする。(この日二度目、うふ!)

ドラムの海野くんは、お茶ナルで既にお手合わせ済み
(ついでに言わせてもらえば、初めて会ったような気が全くしなかったという
ナイスなおまけ付き!)。
朗君は当たり前ながら、よく知っているので問題なし。
ワタシがたらーり、決めなどなしで、ふらーりとセットを進行させるのも
十二分に承知してくれているので安心。
ベースのポールさんと、ピアノの水野さんは初対面。
どんな感じかしらと思って、ワクワク、ドキドキだったのだが、
お二人ともシッカリとした演奏をされるので
安心して唄えるわ〜、楽しくなりそうだわ〜、に至るっ。

声を大にして言うが(って、大にする必要もないんだけれども)、
ワタシは、朗君がMCをしているところ、それも日本語でMCをしているところを
見た事がない、なかったのである。
今回、初めて見て、あらー、感動。っていうか、びっくり。
だって、だってですね、すごくマジメっていうか、MCって感じだったんですもの!

ライブには、嬉しいことに生徒のあやかちゃんPanちゃんが来てくれ、
それから大学時代の良き友、真也も丁度名古屋に居たので
2セット目から見に来てくれた。嬉しい限り。

 

ライブが終わってからは、朗君と親しいお客様が
ご飯に連れて行って下さって、空腹で死ぬ事無く、
加えて、形だけでも名古屋を感じられるものを食べましょう!と、
ご配慮頂きました。向こう48時間は歌を歌うわけではないので、
思い切りビールをジョッキで2杯。
美味しくビールを飲み、宿泊先まで送り届けてもらい、
名古屋の15時間滞在?ぐらいだよね?の日は終わったのでした。


、、、って書き連ねると、単なる行動記録でしかなくなって
どうも、ワタシのブログ魂(というか日記魂)が許さないというか(笑)。

今回の滞在で色々思ったことは
次のブログに書こうと思う!
(だって、十分に長いですよね/笑)

高田馬場ホットハウスの時のこと。

ニューヨークに戻ってきてからのあっと言う間に3週間が経とうとしてる。
日本で過ごした2週間以外に書きたいことが2つ、3つと増えていて
心なしか焦っているのは、このワタシ。

でも、まずは未だ書けていないライブのお話を
記憶がふっとぶ前に書き留めておきたい!
(欲を言えば、トマトのサングリアなんかを呑みながら、
ってのがいいんですけどね。ふふふ。)

古巣の馬場、ホットハウスは、昨年に引き続き、吉田桂一兄貴
(アニキ〜!スピッツ祭りは続いているか〜い?笑)とご一緒致しました。
桂一さんに初めて会ったのも、
桂一さんのピアノに嵌ったのも、ここ、ホットハウス。
今考えれば、なんて恵まれた環境だったんだろう?と
ここを訪れるたびに、桂一さんのピアノを聞く度に思うのです。

お店は昔は23人ぐらいまで入れたのですが、
レコード、CD、その他諸々の”ぶつ”が増えた今は、
推測20人で一杯、それもギューギューに入って頂いて、
なんとか、つり革、手すりが必要なんじゃないか?
酸欠になるんじゃないのか?というレベル。
29日の晩は嬉しいことに、酸欠手前の満員御礼となりました。
(酸欠手前が嬉しいのではなくて、お客様が沢山来てくださって嬉しいのです、
念のため注釈として、、、)

小さい部屋であっても、細かいニュアンスなどを出来るだけ
伝えられるようにと、今まではマイクを通して歌っていたけれど、
今回は、マイクを使わないで生歌でいくことにした。

心境の変化?

いや、そういう大袈裟なものではなくて、むしろ
それでも大丈夫だっていう自信がついたから?か。
自信っていうのも、また大袈裟で、
イマイチ気持ちにキッチリとは沿っていないのですが。

    夏も終盤戦にかかった頃、
    タイムズスクエア周辺の某所でsit-inした時に
    ピアノ、ベース、ドラム(ワタシが歌う時はブラシでしたけれども)
    の編成でマイクなしで歌うっていうことがあったこと、
    ブログに書いたでしょうか?書いてないですか?
    ま、書いてないならないでいいんですが、
    その時に、ホットハウスよりは広さのある
    バーのエリアで歌って、ちゃんと歌がバーの奥に座る方にも
    きちんと聞こえていたようだぞ、っていう手応えがあったので
    今回のホットハウスは生でいこう!

ってブッキングをした時から、ココロは既に生歌方向でいたわけです。

本当に細部まで聞こえてるんかいな?って初めは心配してたんですが、
桂一さんのピアノに乗せられて(完全に)、
楽しみながら、近距離ならではの醍醐味を堪能イタシマシタ。

堪能といえば、あきさんの作る料理。
ステージが終わってお客様がお帰りになった後で、
おつまみという名の、完全にこりゃ食事だろう!と言わずにはいられない
彼女のお料理も堪能イタシマシタ。
混ぜご飯やら、酢豚やら、煮物やら、焼き豆腐やら。
誰かの家に遊びに行ったみたいに、自分の分をとって、
次の人にお皿を回す、そういうcommunalな感じ、
アメリカのべニューにはないよなー、って。

今度は、何かスピッツの歌を仕込んで
桂一さんを驚かせてやろうと思いながら
家路に着きました。
(ちゃんと成田で買ったですよ、新譜。>アニキ)

NB Lounge: Jazz on Mondays, No Jazz on Thursdays!? – Maybe.

You read it right.
NB keeps Jazz on Mondays as it has been started in April of 2009.
However, Thursdays is in shift at moment.
Really?
Yes, Really.
How come?
Here is how it came to be…

Apparently, the hotel (the Lombardy) wants to have the booking ability on Thursdays,
and the owner of the lounge (NB Lounge) decided to accommodate the hotel’s demand.
As a musician, I don’t want to be involved in this “situation” deeply,
I decided to leave Thursdays alone and keep Mondays.
To me this is for now the best choice over fussing about Thursdays
or even switching the dates (ex. Fridays, etc.).

One interesting thing came out of this “situation” is that
I may have some dates to do solo act when the hotel’s not doing anything (on Thursday.)
In any case, that will be a last minute call; therefore, stay tuned with me via
facebook or twitter.
If you are lucky, you may hear me sing and play a little piano…
which I haven’t done it in a long time.

    Speaking of Thursday, as of 2:30PM in EST on November 11,
    there is no Jazz scheduled.
    I will let you know if the music is on…





OK. Monday.

On this Monday, November 15, I will have Toru on piano and myself on vocal.
Yay! Please join us and have a good time with us…


Monday, November 15
at NB Lounge
from 7:30 to 11PM

    Mamiko Taira (vocal)
    Toru “Africa is calling!” Dodo (piano)

    NB Lounge is located in the Lombardy Hotel in midtown,
    on 111 E56th Street between Park and Lexington Avenues.



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OH!
What this means is I AM AVAILABLE FOR GIGS ON THURSDAY.
I should say this is perhaps a good opportunity or turnout for me, no? 🙂

お茶の水、今年も満員御礼&金曜日は馬場のホットハウス

さて。

土曜日のお茶の水・ナル、本気で入りを心配していたのですが
嬉しいことに、今年も満員御礼となりました。
正直に言いまして、ワタシはアルバムが出ているわけでもないし、
東京に住んでいるわけでもない、年に一度ひょっこり帰って来る
なんというか、風来坊な感が否めない歌い手です。
こうして皆さんがそんなワタシの歌を聴きに来て下さるというのは
本当に幸せなことで、足を運んでくださる一人ひとりのお客様の
その存在がワタシの宝物です。
そして、そんなワタシを支えてくれるミュージシャン達、
友達、快くワタシをブッキングして下さるお店の皆さま無くして
ワタシは日本で歌を歌うことはできません。
皆さん、本当にどうもありがとうございます。

さて、そのお茶の水での一夜。
ものすごく楽しいものになりました。
ゲストで管が入ったのも手伝って楽しさも倍増でした。
そう、結局、編成としてはクインテットになったわけですから
ご機嫌な夜にならない訳がないですよね(笑)。

なんていうか、ここ一年以上、デュオで演奏することが
大半を占めていたので、カルテットって編成も嬉しかったし、
また、管が一緒で演奏できると
スリルがあるにも関わらず、気持ちが楽というか。
なんなんでしょうね?フロントが自分一人じゃないってのが
安心感の所以でしょうか?
すべての管が、ってわけではないですが
すっと一緒に音楽に入っていける人と、
っていうのが大きいのかもしれないな。
この前の中目黒の山上ちゃんといい、
お茶の水の朗君、拓児君といい。
すぅぅぅって。

そして明日はいよいよ東京はラスト、
高田馬場・ホットハウスで吉田桂一兄さんとの共演です。
古巣に戻る、ルーツに戻る、
そんな気分でいつもホットハウスでは演奏させて頂いてます。

えー、空席状況なんですが、判らないんです。ごめんなさい。
多分、まだ席はあるんじゃないかと思うのですが、
確実に2セット目は終電との関係上、席はあると思います。
もちろん、予約済みで1セット目からお越しの方は
そのまま2セット目もお聞きいただけますし、
いつでも切りのいいところでお帰り下さって結構ですよ。
(この、キリの良いところ、というのがホットハウスでは肝です。
ホットハウス独特の流儀があるので、その当たりよろしくお願いいたします。)

桂一さん、明日はよろしくお願いいたします!
(って、読んでないですよね、ワタシのブログ・笑)




上の映像は、Alfieのみちきさんが映してくださった
先日のAlfieでのライブの一こまです。
みちきさん、どうもありがとうございます!
とっても嬉しいです。
(智兄さんと一緒のビデオ、家宝でございます・笑)

日本、なのだ。

Alfie Roppongi/Oct 19 2010
Photo by Hitoshi Ishii for Alfie

今回は、激しい時差ぼけに襲われておらず、
「行きはよいよい、帰りは恐い」が頭を木霊すのです。
本当、どうしましょう?
これはほぼ確実に帰国してからドドーンとしわ寄せがくるに違いない!

無事に六本木、中目黒と2本ライブを終了。
折り返し地点、ナカビということで、
昨日は髪切り&ライブ鑑賞、今日は土曜日のライブの準備、と息抜き、リラックス。
髪切り?
はい、伸ばしていたのに髪切りです。

わたしには、極少数、生徒(こっ恥ずかしいんですが、弟子ってやつですか?)が
過去、そして現在、片手で足りるほどいるんですが、
その一人の旦那様がヘアスタイリストで、彼ら夫婦が
ニューヨークに住んでいたころは、その旦那様にカットをお任せしていたのです。
先日の中目黒のライブに二人揃って遊びに来てくれて、
ワタシは思わず、
トモさん(旦那様の名前)、明日、カットってお願いできないですか?
と言ってました。なぜかって?

自分では太いと思っている(た)この髪、
どうもプロの方曰く、細い上に癖が何気にあるらしく、
日本の湿気に弱く、アメリカの気候の方がマネージしやすい髪なんだそうで、
前回も、その前の時も、というかいつものことながら
髪がとにかく纏まらなく、私は悪戦苦闘をしていました。
そして今回も例に洩れず、雨にもたたられ、
髪も心も爆発寸前、切らないと
この日本滞在が乗り切れない!と思い、相談してボブに戻したのでした。

ということで、アルフィーやFJ’sの写真の長さはもう無く、
お茶の水以降の写真はボブですよ、ボブ!ひひひ。

髪を切った後は、サロンのある自由が丘から吉祥寺へ移動。
目指すはサムタイム。
もう、日本へ出発する前から行こうと決めていた
鈴木良雄Generation Gapのライブ。
NB Loungeにひょっこり遊びに来てくださったので
自分も日本に行く時はひょっこりを気取って遊びに行こうと
心に決めていたのです。
ちょうど自分のライブの無い日で東京で演奏されるのは
このサムタイムのライブのみ、こりゃ、何も入れないで
絶対行かなくちゃ!と思ったのでした。
サックスは、顔は何度もニューヨークで合わせているのにも関わらず
キチンとお話をしたことは無い(無かった)山田拓児さんだし、
ピアノは一度も拝見したことのない、ハクエイキムさんだし、
こりゃラッキー!と。


拓児くんを隠し撮り、、、拓児くんは元気にやってますよ、紐育のみなさん!


サムタイムなんて何年振りだろう?
でも、昔とちっとも変らない。
料理もおいしいし、スタッフも親切。
気持の良い空間で、良い音楽を聴くのは最高の息抜きだ。

ステージの、ミュージシャンの背中を見ることになるカウンター席予約したのだが、
隣のお客様、2人組。かなりお酒がすすんでいらっしゃる。
そのうちの一人など、ライブが終わるころは、もう一人で立てないぐらい。
妙な話、こういう酔っ払いは中々アメリカではお目にかかれない、
特にジャズクラブでは見られない光景で、思わず
日本に帰ってきたなーと妙なところで実感した(笑)。
明日出張なんですよ、と酔っ払いのおじさん。
え?大丈夫なんですか?と思わず声をかけてしまうワタシ。
○○へいくんですと、酔っ払いのおじさん、再び。
え?飛行機に乗られるんですね?大丈夫ですか?と、心配になってしまうワタシ。
おいおい、頭を打っちゃうぞ、誰か手を貸してあげないと、とチンさん。
厨房からシェフが出てきて手を貸す。
一緒に飲みに来たお客さんは、一生懸命ジャケットを酔っぱらうおじさんに
ジャケットを着せようと努力をしながら、
いつもはこんなにまでならないんですけどねー、と汗をかきかき、頭をかきかき。
きっと、音楽が素晴らしかったから、楽しくなって飲みすぎたんですよ、と
なぜか気を使うワタシ、、、なぜに!?

ああ、ワタシ、今、日本にいる。うん、いる。

今晩は中目黒:Mamiko meets Satoshi 2nd Night!

昨晩のアルフィーは、とても楽しい夜でした。
遅いスタートにも関わらず、お越しいただいた方には
只管感謝です。
今回、初めてアルフィーで歌わせていただいたのですが
こんなに歌いやすい部屋も久しぶりで、
もう、それだけでハッピーなところに、
智さんとデュオ。
体が自然に反応していました。
(単純な奴です、ワタシというもの。)

容子ママ、お店の皆さま、
ありがとうございました。

曲目リストですが、、、

Day By Day
Night and Day
Close to You
East of the Sun
You Won’t Forget Me
Triste
Everytime We Say Goodbye(投票の末>というか、智さんが一票投じたら、皆それに賛成した形)
Bye Bye Blackbird

多分、順番は合っていると思うんだけれども。

ニューヨークで歌う時のように、
ランダムにコールしていく、
リラックスしたスタイルを貫きました(笑)。
遊びにきてくれたヒロコちゃんが、
NBにいるみたいだって感想を言ってくれて
ああ、良かった、通じた、通じた!とホッとしました。

ワタシは、わたしの歌を聴いて下さる方に、
常に等身大の、
今の自分を御覧に入れたい、
今の自分の思うことをお伝えしたい、と思う。

今晩は中目黒のFJ’sです。
楽しみだなー。ぐふ。



わたしが台風なら、
あなたは津波。>松岡ゆかり

今晩は、六本木・アルフィーです。

無事に日本へ到着してホッとしました。
月曜日ということもあり、成田の入国審査も税関も
すんなりと通過。
この勢いでリムジンバスもスイスイ行くかしらと思ったのが
甘かった!大渋滞。内回りで東京へ入るのを断念、
外回りで入りますと運転手さん。
でも、この外回り、とても景色としては良かった。
だって、東京タワーがものすごく近く、大きく見ることができたんだもの。
本当、夜のタワーは素敵。大好き。

話は行きの飛行機の中に飛びますが、、、

機内は想像通りの展開で、くしゃみ、咳をする人でいっぱい。
もう、死んでも伝染されるもんか!と
水を飲むは、マスクするは、airbone飲みまくるは(笑)。
隣の人がく鼻をかみだして、もう恐怖は絶頂!
いや、まじで笑えないですよ。
もう、その人に背を向けて、左のほう向いて寝てました(とほほ。)

さて、東京ライブのお話。
今晩は六本木のアルフィーでお世話になります。
待ちに待った親愛なるお兄様(!)、
井上智さんとご一緒する日でございます~。
(パチパチパチ!)

日本では珍しい、after hoursの枠での出演。
大人の時間でございます。
子供は抜きですよん♪

終電ダッシュをすること加味して
女性の方はフラットシューズでのご来場をお勧めイタシマス!


Tuesday, October 19
@ 六本木 アルフィー
東京都港区六本木6-2-35 ハマ六本木ビル5F  
TEL 03(3479)2037

“After Hours Set”
OPEN: 10:45 PM
START: 11:00 PM
CHARGE: 3,650 yen 2,500 yen with 1 drink!(予約、断然お勧めします)

Mamiko Taira (vocal) 平 麻美子
Satoshi Inoue (guitar) 井上 智



Catch me before I leave!

It’s an another Thursday coming up…
NO! Not an another Thursday!
The last gig in New York before I go off to Tokyo!
Toru and I will be in, and you will join us 🙂

Thursday, October 14
7:30 to 11:00 PM
@ NB Lounge

    Mamiko Taira (vocal)
    Toru Dodo (piano)

    No Cover, No Minimum, 3 sets

NB Lounge is at the Lombardy Hotel on
111 E56th Street (between Park and Lexington).


I heard that Tokyo is warmer than New York now.
It is kind of nice and not nice in both ways.
Because it’s warmer, my luggage may be lighter.
Which maybe isn’t too bad.
However, I like the Fall in Japan, too.
I don’t want Indian Summer while I am there.
Maybe this is one of those “zeitaku na nayami.”
(being too picky, too dainty, etc.)

Thursday, Friday, Saturday, and Sunday… then,
on Monday in early evening, I’m in Tokyo.
I am totally a pro in the field of procrastination.
(Didn’t you study as your minor in college? lol)
As you suspected,
I haven’t taken out my suitcase from the closet yet.
This Saturday is going to be a crazy one…

9月も終わりです、スキナのちから

速いですね。あっという間に9月が終わってしまいます(した)。
あと2週間で日本だなんて!ああああああ。(熊手のポーズ>お約束。)

日本のスケジュールはこちら!って、ま、一応その、ね。ふふふ。

9月を〆るに相応しく!か、どうかは分かりませんが、
丁度、木曜日が終わりを飾り、ワタシはNB Loungeで
高免くんと一緒に9月の終わりを迎えます。
楽しい時間が過ごせそうです。

    Thursday, September 30
    at NB Lounge
    from 7:30 PM to 11:00 PM


      Mamiko Taira (vocal)
      Nobuki Takamen (guitar)

    No Cover, No Minimum

    NB Lounge
    111 E56th Street
    (bet Park and Lex)
    New York, NY 10022



特効薬:スキナのちから

    すきなもの、
    すきなこと、
    すきな人、
    すきな場所、
    すきな色、
    すきな、すきな、すきな、

    「すく」の持つパワーっていうのは底知れず。

    すきなことをしていると
    疲れも気が付かない、
    すきな人といると、
    時間が経つのも忘れる、
    すきなものを食べていると
    笑顔がほころぶ、
    などなど…

    もしもあなたが、
    どうも最近調子悪いな、
    どうも気分がのらないな、
    なんて言うのなら、
    スキナのちからを借りましょう。
    簡単ですよ。
    いちごが好きなら、いちご、仕事の帰りに買って帰りましょう。
    で、食べてください。
    犬が好きですか?
    では公園に行きましょう。
    朝、夕には沢山の犬が散歩してますよ。
    彼が好きですか?
    では、彼に会いにいく時間をつくらなくては!

    また反対に、
    これ、なんだか最近しっくりこないんだよね、
    なんか急に鈍くなった気がする、
    なんて言うときは、
    「本当にすきか」、
    スキナのちからが
    ちゃんと働いているかどうかの確認をお勧め致します。
    すきだと思ったことが、実はもう
    すきではなくて、
    すきなふり、
    しているだけだったりするかもしれないですよ。