2015年秋の日本ツアー、無事に終わりました!

Family Pic 2015

11月9日からスタートした今年の秋の日本ツアー、
無事に24日のお茶の水で幕を閉じました。
沢山の皆様にお会いし、どの会場をとっても内容の濃い、
有意義な毎日となり、我々を迎え入れて下さった
お店の皆様、お客様へ感謝しても仕切れないほどです。
本当にどうもありがとうございました。

共演したメンバーの皆の心意気というか、
スピリットにココロ打たれるものがありました。



まずコア・メンバーである古谷淳くん、安ヵ川大樹さん、柴田亮くんのお三方。
アルバムの核を成しているメンバーでもありますし、ワタシのよき理解者でもあります。
ここまでキャリアを積んできている我々でも、
実に当たり前のことですけれども、強みも弱みも夫々に持っています。
そういうものも全て抱き込んで出てきたものが今回のアルバムなわけですが、
バンドとしての行動力と柔軟性を十二分に兼ね備えたメンバーです。
そして、バンドとして伸び代があるというのが最大の魅力だというのは分かっていましたが
今回のツアーを通して再認識できたのも収穫の一つでしょう。
レコーディングの中のサウンドから一歩出たところでの新たな展開に、
一貫性を持たせて流れを作れたのは大きかったですし、
アルバムとして出来上がったものを、生で再現しつつ
お客様にバンドが現在進行形であることをお見せできたのは何よりだったと思います。
ツアー二日目の甲府ジャズストリートがカルテットの編成だったんですが、
この日の演奏が、その日以降の演奏とツアー全体の空気に大きく作用したようにも感じました。
Love them so much!です。

アルバムに加えて、今回のツアーのために新しくアレンジを書いて
みなの耳を愉しませてくれた広瀬未来くん。
初日の六本木に併せて新たに3曲、
お茶の水の最終日に併せて新たに3曲、そしてアルバムの3曲と
トータルで3管入りのアレンジが9曲にも上りました。
メンバーから、そしてお客様からのフィードバックも素晴らしいものでしたが、
何よりも感謝したいのは、自分のうたが理解された上で書かれているのが
実感できる、唄っていて面白いな、と思えるアレンジを書いて頂けたことです。
また再演するチャンスを作らなくてはいけませんし、
可能であればライブ録音をしてみたいものだな、と思います。

吉本章紘さんと上杉優さんは、レコーディングでチーム(!)に初参加、
ライブは今回が初めての面々でした。
とにかく演奏がソリッドな上に、とても前向き且つ真面目なお二人で、
レコーディングの際もそうでしたが、
今回のツアーにしても、きちんと準備をしていてくれて、
自分が日本へ入るまで基本的に何もできない現実からくる不安を
一掃してくれる頼もしい人たちで、頭が下がるばかり。
一緒に演奏していて、安心できるというか、気持ちよいっていうのは
本当に有り難かったです。
次に共演できる日がくるのを楽しみにしてます。

成城のブールマンで共演した井上智さん、そしてヤマカミヒトミさん。
お二人とも、数年前の中目黒での共演以来でしたが、
今回単発で、安ヵ川さんと自分の組合わせでお願いしました。
智さんは、リハーサルで最初の音が出た時点で、
ああ、智さんだー!っていうサウンドに温々(笑)。
ヤマカミさんは、ブレの無い、これまた温かなサウンドで、
一緒に歌ってくれているような、そう、ワタシが知っている彼女の音でした。
安ヵ川さんも大変楽しそうに演奏していて、ああ、この編成をブックして良かったな
と、思った次第です。アルバムからの曲は少なめに演奏しましたが、
Skylarkのギター版、新たな解釈も非常に楽しかったです。

3度目の仙台、3度目の共演は沢野源裕さん。
もう、音と人となりがここまで一致した方は多くないんじゃないかなと思う程
素晴らしい方で、今回の演奏もとても楽しみでした。
淳くんが縁を結んで下さらなかったら、出会うことも無かったかもしれないし、
仙台に継続的に行く可能性も極めて低かったんじゃないかと思います。
次回の共演が楽しみです!
そうそう!今回、成城のライブと仙台のライブを考慮して、日本に置いておける
小さいアンプを購入して、それを持参してライブに臨んだのですが、
アンプを持って行ってよかったなーと、どちらのギグも思いました。

六本木と名古屋で初共演だったベースのお二人、
本川悠平さんと千北祐輔さん。
彼らにとっては単発のライブだったにも関わらず、
沢山事前に準備して頂いて、しっかり貢献して下さいました。
全く違うスタイルのベーシストだったので、大変面白かったです。
なんていうか、今の日本の若い世代のベースプレイヤーの流れが
垣間みれる良い機会を頂きました。
次にお会いする時に、どんな感じになってるのか興味津々です。

大阪で共演した長谷川朗くん。前出の未来くん同様、彼とは長い付き合いになりますし、
足を向けて寝られない、そういう人です。今回参加して貰えて本当に良かった!
朗くんのサウンドは、本当、朗くんだ!って直ぐに分かる、
ユニークなサウンドで、そこが最大の魅力だし、
自分の視点というものを確り持つと、こういう音になるという見本のような
管楽器奏者だと思います。人生に深みが増すごとに、それが音に反映されていて
今年もまた彼の音に感服した次第です。

Last but not least….
最終日のお茶の水で飛び入りで参加してくれた、
ご近所さんでもあり、NYでMamiko 3でベースを弾いてくれているSteve Whippleくん。
彼との付き合いも長くなりつつありますが、今回、飛び入りしてもらえて
良かったなーと思います。
Green Dolphin Street、百々チェンジで3管入りっていう曲のタイミングも良かったし。
(百々さんに聴かせたかったです、管入りのあれを。)
彼は今回、日本の置きベースの買い付けも目的の一つで日本に来てたんですが、
段々と彼の活躍の場が広がりつつあって、実にいい感じです。

と、ざっと感想を交えて書いてみましたが、
な、長いですね!ひゃひゃひゃ。
今回の7人編成の大所帯バンドを快くブッキングして下さった
容子ママ、成田さん、成城のライブでアシストして下さった史さん、
甲府で物販デスクを切り盛りしてくれためぐちゃん、
吉祥寺のライブをビデオで記録を申し出てくれた鎌田くんなどなど
陰で今回のツアーを支えてくれた人たちが他にも沢山います。
このブログを見ているかどうか定かではありませんが、
本当にどうもありがとうございました!
とても思い出深いツアーになりました。

秋のツアーの日程追加、そして参加メンバーの詳細

秋の日本での日程とメンバーをお知らせします。

今年の秋は、アルバムのリリースツアーも兼ねてますが、
久しぶりに共演する方、初めてご一緒する方も含まれていますし、
毎年お世話になるお店、新しくお世話になるお店、
そして日によって編成/メンバーが違うので面白くなると思います。
(ちなみに、名古屋のMr. Kenny’sでは既に前売が始まっていますよ!)

淳くん、安ヵ川さん、亮くん、ワタクシのカルテットの演奏というのは、
甲府のジャズストリートのみになります。(なんと、他の日は全てホーンが入る編成!)
未だ詳細を頂けていないので追ってお知らせ致しますが、
イベントとしても見所沢山なのではないかと想像しています。

ホーンと言えば、未来くん、吉本さん、優さんのレコーディングメンバー。
彼らを含めた編成は、ツアー初日の六本木と、最終日のお茶の水でパシッと。
未来くんには、東京の他に、大阪、そして名古屋でもご一緒しますし、
吉本さんとは吉祥寺でクインテットの編成でご一緒します。

昨年はレコーディングで行けませんでしたが、今年は仙台にも足を伸ばします。
沢野源裕さんとの再演です。(密かに淳くんと沢野さんの豪快なご飯の
食べっぷりを観察するのも楽しみだったりしますが!)

あまりの久しぶりさに今からドキドキ、ワクワクなのが
井上智さんとヤマカミヒトミさん。お二人とも各方面で大活躍ですが、
このお二人に安ヵ川さんとワタシが加わります。

今回の特記中の特記、ベースの本川悠平さんと六本木で、
そして千北祐輔さんと名古屋で初共演です。
どんな感じにバンドの音が変化するのか、非常に楽しみです!

最後になりますが、今年もワークショップを開きます。
受付は8月15日から始めますが、受付のメールアドレスが変更になってますので
お気をつけ下さい。定員は参加者が8名、見学は3名まで。
例年通り、first-come, first-served (=早い者勝ち)です。
宜しくお願いいたします;)

平麻美子「Heart’s Calling」CDリリース・ツアー 2015

10月9日(金)
六本木・Jazz House Alfie
(アルフィー)
港区六本木6-2-35 ハマ六本木ビル5F
(日比谷線六本木駅一番出口を出て右手直ぐ)
TEL: 03(3479)2037

Start: 8PM;2セット(入替無し)
MC 未定

Mamiko 7
平麻美子(vo)、古谷淳(p)、 本川悠平(b)、柴田亮(d)
広瀬未来 (tp)、吉本章紘 (sax & fl)、上杉優 (tb)

homepage1.nifty.com/live/alfie/

 

10月10日(土)
甲府・ジャズストリート

5:30-6:30PM オープニングセレモニー@桜座

平麻美子4 at ALFIE
平麻美子(vo)、古谷淳(p)、安ヵ川大樹(b)、柴田亮(d)

7:00PM 1st stage
8:30PM 2nd stage
10:00PM 3rd starge

パスポートチケット
前売 6,000円
当日 7,000円

甲府ジャズストリートでライブをご覧頂くには、イベント参加4店舗(桜座、コットンクラブ、Alfie、ALONEの共通パスポートをご購入下さい。こちらのパスポートで上記店舗での演奏を自由に出入り、ご覧頂けます。

購入・お問い合わせ:まちづくり甲府
(甲府商工会議所2階)
甲府市相生2-2-17
TEL 055-233-2260 (9:30AM-5:30PM)

詳しくはジャズストリートHPをご覧下さい。
genkinamachi-kofu.com/jazzstreet

 

10月11日(日)
成城・Cafe Beulmans
(カフェ・ブールマン)
世田谷区成城6-16-5 カサローザ成城 2F
TEL: 03-3484-0047

Start 5PM;2セット(入替無し)
MC 3,000円

平麻美子(vo)、井上智(g)、安ヵ川大樹(b)、ヤマカミヒトミ(sax & fl)

http://cafebeulmans.com/

 

10月16日(金)
吉祥寺・Sometime
(サムタイム)
武蔵野市吉祥寺本町1-11-31 B1F
TEL: 0422-21-6336

Start 7:45PM;2セット(入替無し)
MC 2,500円

Mamiko 5
平麻美子(vo)、古谷淳(p)、 安ヵ川大樹(b)
柴田亮(d)、吉本章紘 (sax & fl)

http://www.sometime.co.jp/sometime/live.html

 

10月17日(土)
仙台・Jazz Inn Relaxin’
(リラクシン)

仙台市青葉区一番町2-7-3 サンモール日泉ビル4F
TEL:022-223-1106

Start 8PM; 2セット(入替無し)
MC 4,000円
Mamiko 3 featuring 沢野源裕
平麻美子(vo)、沢野源裕(tp)、古谷淳(p)、 安ヵ川大樹(b)

http://www.relaxin-sendai.com

 

10月22日(木)
大阪・Royal Horse
(ロイヤルホース)
大阪市北区兎我野町15-13
ミユキビル1階
TEL. 06-6312-8958 or 06-6312-8959

Start 7PM & 9PM (2セット、入替無し)
MC S席=3,000円 A席=2,500円 バー・カウンター=1,000円

Mamiko 4
平麻美子(vo)、古谷淳(p)、 安ヵ川大樹(b)、広瀬未来(tp)
Special Guest 長谷川朗(sax)

http://www.royal-horse.jp/

 

10月23日(金)
名古屋・Mr. Kenny’s
(ミスター・ケニーズ)
名古屋市中区金山5丁目1-5 満ビル2F
TEL: 052-881-1555

Start 7:30PM;2セット(入替無し)
MC 前売 3,000円 当日 3,500円
+Table Charge 500円
(是非、お得な前売りをご利用下さい!)

Mamiko 4
平麻美子(vo)、古谷淳(p)、 千北祐輔(b)、広瀬未来(tp)

http://www.mrkennys.com/tickets-reservation/

 

10月24日(土)ツアー最終日!
お茶の水・Jazz Livehouse NARU(ナル)

千代田区神田駿河台2-1 十字屋ビルB1
TEL: 03-3291-2321

Start 7:30PM; 3セット(入替無し)
MC 未定

Mamiko 7
平麻美子(vo)、古谷淳(p)、 安ヵ川大樹(b)、柴田亮(d)、
広瀬未来 (tp)、吉本章紘 (sax & fl)、上杉優 (tb)

www.jazz-naru.com

 

10月25日(日)
Jazz Vocal 101 ワークショップ
スタジオ・ノア(高田馬場)
豊島区高田3-15-7

8/15から受付開始
詳細はこちら

お問合せ:swing.mamiko@gmail.com (田中)

レコード・コレクターズ 6月号 レビュー




先週、インターネットのジャズ情報ポータル、JazzPage.netさまのレビューに続き
大変有難いことに、5月15日発売のレコード・コレクターズ誌の中の、
高田敬三氏のジャズ/ポピュラー・ヴォーカル新作案内のコラムで
『and it begins』を取り上げて頂きました!
高田さん、どうもありがとうございます。

以下、抜粋になります。

テンプル大学でジャズを勉強して、
99年からNYで活躍している平麻美子のデビュー作
『アンド・イット・ビギンズ』(ダイキムジカ◎DMCD21)は、
長年一緒に仕事をしてきた、色彩豊かなピアノの百々徹との
素晴らしく息の合ったデュオ。
初っ端のスローなテンポで歌う
「On Green Dolphin Street」で意表をつかれる。
マーク・マーフィーやレベッカ・パリスが褒めるだけに
歌唱は確実で、彼女自身のスタイルを持っている。
「All Of Me」など聴くと初期のベティ・カーターをふと思い出してしまう。
日本語で歌うユーミンの「A Happy New Year」や
海援隊の「贈る言葉」等も違和感を感じさせない。
(文=高田敬三)


『and it begins』発売中です。

アルバムの発売日が5月16日に延期されました

皆様こんにちわ。麻美子です。

人生、色々なことがあるもので、宝くじに当たる人もいれば、
アルバムの発売日が予定より3週間遅れるヤツもいる。
はい、後者はワタクシでございます。
本日のエントリーのタイトルどおり、発売が5月16日に延期となりました。

今回のアルバム、ジャケットの写真をごらん頂きますとお分かりいただけますように
アメリカで製造を手がけております
(ジャケの下のふちにあたる白帯に、レーベルロゴの横に
manufactured in USと入っているのはご覧になれますか?)
これ、北米3拠点と、東京の4箇所のリレー作業で実現しておりまして、
そんな背景もあり、もう少しお時間を
お客様から、
小売店様から、
ディストリビューター様から、
そして、東京のダイキムジカより
頂戴するに至りました。
皆様には多大なご迷惑をおかけ致しまして大変申し訳なく思っております。
一日も早く、皆様のお手元にお届けできるように頑張りますので
今しばらくお待ちいただけますでしょうか。

Mamiko Taira - and it begins - album cover

ちなみに、私個人の体調などが理由ではございませんので、
ご心配くださった方、どうもありがとうございます。
私は至って元気です(アレルギー鼻炎以外は!)

参考までに、
お取扱頂いている小売店様のオンラインでの
予約状況に関しましてはHMV様を除き、予約は続行されているようです。
(4月16日現在)

小売店様のリストはこちらになります。
http://mmkmmk.com/blog/and-it-begins/

アルバム、and it beginsの発売まで後4週間

photo by Gulnara Khamatova


はっ!と気がつけば、一ヶ月を切っていました。
いよいよカウントダウン!という感じです。
何の?
アルバムの。
誰の?
わ、わたくしの。
え?何をするの?
う。歌をうたいます。

って展開にでしょう、どう考えても。

それでも

ちょっとでもジャズも面白いね、とか思ってくれたら、、、
というよりも、
実は本当のところ、ジャズだなんて認識する必要もなくって、
こう、FBのLike!のボタンを押すのと一緒で、
あ、いいね、って単純に口を吐いてきたらいいんじゃないかな、って。
って最近、生意気にも思うんです。

ダイキムジカのサイトに行って頂きますと
and it beginsの各トラックの試聴だけでなく、実際にアルバムに入っている
ライナーノーツの原稿をお読みになれます。、、、と大した文章でもないのですが、
曲の説明や、百々さんを一とする仲間、
そして友人、家族への感謝の気持ちが伝わればいいな、なんて思いますし、
ライナーノーツを読んで、余計に発売が待ち遠しくなって下さったら本望です。

いやはや。

アルバムのポストプロダクションの作業と
通常の仕事とで、ひっちゃかめっちゃかで
Tax Returnに全く手をつけていないことに
先ほど気がついて、体温が2度ほど下がりました。
冷〜〜〜〜〜〜。

ま、週末にでも。
(本当だな?)

で、明日はご飯を食べに行ってしまう、
誘惑に弱い今日この頃。

そして〆は当たり前ながら、、、

アルバム『 and it begins 』は、
4月25日(水)ダイキムジカより発売。
現在、小売店様でご予約頂けます!
小売店様のリストはこちら
もちろん、オンラインだけでなく、お店で直接もアリですよ!

ですよっ。

今週、2日の土曜日は、晴れてくれないと困るのです。

今週の土曜日は、野外でチャリティイベントです。Hand in Hand Projectと題し、色々なフィールドで頑張っている人たちが集まって今回の震災で被災した方々の為に、救援活動に注力されている方々、そしてその活動の為に、日本で頑張っている人たちに、そして遠くからそれを見守る人たちのために、今、できることをする、そういうイベントになると思います。(少なくとも、ワタシはそういう認識で参加してます。)

だ~から、晴れてくれないと困るんです、お天道様!

イベントは、12時キックオフ、音楽以外にもダンスあり、バザーありと盛り沢山。我々は、12時半に演奏する予定になってますから、12時の来場を目指して遊びにいらして下さい。お待ち申し上げております。詳細は、フライヤー(クリック!)をご覧頂いても宜しいですし、下に挿入した地図を頼りにお昼にお越し頂くのも宜しいかと思います。

既にご存知の方もいらっしゃると思いますが、ワタシは、百々さんとのデュオで参加します。あと、広瀬未来くんが陣中見舞い(!)に来てくださるそうなので、彼にもモチロン!参加して頂きます。(うふふ!かーなり、嬉しいんですよ、未来くん!ありがとうね。)

この日は、1曲頭にジャズのスタンダードを唄った後、他は日本語の歌を演奏します。久しぶりの日本語大会です。(日本語大会とは、百々さんとワタシが日本語のレパートリーをがっと纏めて演奏するセットを、勝手にワタシがそのように呼んでいます)。ラウンジなどで聞いていらっしゃる方も居られると思いますので、ちらり予告をしますと、ゴスペル風味のアレとか、しっかり季節外れのあの曲も、全然オリジナルと違うじゃん!という6/8の曲も、一応ラインナップに入ってます。これに新曲を一つ足してお届けします。30分のステージと短めですが、楽しいものになると思いますので是非、お楽しみに。

また、姉御こと、中井チエミ、古賀マリ率いるAfronaughticaも出演します。元気でバリバリ演奏するグループなので、是非、ご覧頂きたいな~とココロから思います。野外で聞くっていうシチュエーションは、ひょっとしたらベストじゃないですかね?このバンドに関して言えば。我々と併せて、お楽しみに!



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日本から離れた場所で心痛めている人たちのことが気になっている。自分は、911を通して、サバイバーズギルトなるものの猛威を大切な友達を通して、そして職場を通して極間近で見てきたし、少なからず自分の中にさえ、そういうものを認めざるえない状況があったから、今回の震災から来る(来たであろう)「それ」への懸念や、また、間接的に被災の影響を受けた人たちに根付くであろう「それ」、更に、その外側に居る被災しなかったけれども、自分のナショナリティ、オリジンから来る責任感(の類)から生まれる「それ」、そして幾重にもなる「それ」がとても気になる。気にせずにはいられないのである。だから、この土曜日が晴れて、予定通りにイベントが行われたら、心痛めている人たちのことも忘れずに、しっかり歌をうたいたい、と思う。


自分が生きていることを認めていくことに辛く感じることもあるでしょう。
でも、生きるという大仕事を全うすることの大切さを忘れずに、
亡くなった方々の分も確りと生きることは
決して間違ってはいないんです。
だから、毎日を一生懸命生きていきましょう。
それも、人を助けたり、人を愛したりすることと同じぐらい大切なことです。