『Heart’s Calling』のタイトルとジャケットの話

予約、始まりましたねー。
今日現在で、アマゾンジャパンディスクユニオン
タワーレコードの店舗、オンラインの両方、
そしてレコードショップ芽瑠璃堂、そしてHMVで予約を受けて頂けるようです。

昨今、ジャズの新譜を在庫として置くお店がどんどん減ってますね。
お店にふらっと行って新譜を多数揃えているお店というのは、
都内だったらディスクユニオン、タワレコ、山野楽器銀座、、、でしょう。
ですので、発売日のタイミングだけでなく、ジャズアーティストの新譜は基本的に
美味しいものをお取り寄せで注文するようなスタンスでいた方が
心構えとしては良いんじゃないかな、って思います。
(例えが食べ物ってのも何ですが、でも正にそういう感覚です!)
みなさま、宜しければ行きつけのCDショップ、オンラインショップに
是非、予約を一本入れて確実にCDをお手元に!

アルバムと言えば、パッケージ!
ジャケットも大変よいフィードバックを皆様からいただいております。
どうもありがとうございます。
アルバムのデザインの版下って言えばいいんでしょうか?
それを先日、PDFで頂きまして。
なんか、こう、、、invitingな空気があるっていうか、
涼しげな色なのに、温かみがある、そんな素敵なパッケージになりそうです。
(あまりにボキャブラリーが少ない?)
デザイナーの北川さんに感謝です。どうもありがとうございます。

Heart’s Callingというのは、心から欲するもの、
そんな感じの意味に近いものです。
そこには、例えば、その欲するものにたどり着くまでに
自分の心に耳を傾けるっていうような部分も行動として含まれてくると思うし、
例えば見方を変えれば、天性なんていう解釈も成り立ちます。
とっても面白い言い回しで、訳をつけづらいというか、訳をつけるより、
そのまま言葉のイメージ通りに受け取ったほうが理解しやすかったりします。
ジャケットの赤い風船は、赤い風船の歌が入ってるからっていうのも勿論ありますし、
曲目リストを見なくても、何よりも先に赤い風船という楽曲が連想されるぐらい
パワフルなものです。

風船を写真に使うアイディアは、フォトグラファーからの提案の一つで、
他にも色々なカットは撮りましたが、最終的には、
風船のLiteralな歌とのリンク(即、ストレートに訴える部分)と、
タイトルのHeart(心)をSymbolizeするもの(時間差で思考に伝わる部分)との
二重の意味を含ませることができると思い、あの写真をジャケットに採用するに至りました。
それぞれの楽曲の主人公が、心から欲しているものは皆違いますが、
歌詞を紐解いていく際に、この歌の主人公が欲しているもの(こと)は
いったい何だろう?と追っていくのも面白い聴き方だと思います。

今回もプロモーションの一環で、サンプル視聴用に二種類用意してみました。
音の中身は一緒です。視聴環境に合わせてお選び下さい。

Here are a teaser track of my new album in
youtube (with photos) and soundcloud (a simple soundtrack).

Enjoy!

写真付きバージョン(youtube)

Photos by Go Nakamura


音源のみのバージョン(soundcloud)