言葉の話。

久しぶりに日本語で書くことにしよう。

別に、日本語で書くのは抵抗ないし、
意識して英語で書いているわけでもないのだが、
どうしても、生活の拠点がアメリカだと、共通語という意味であったり、
お知らせをするっていう必要から、英語を使う方が適っているというか、
デフォルトになっているような、そんな気になる。一種の強迫観念にも近い、か。

ただ、稀であっても、英語で表現するほうが自然な場合だってあるし、
やはり、表現方法という意味では言語を限定しないで、暫く行きたいな、なんて思って、
色々な場面において。


結局、通じてナンボなんだ、
言葉たるものは。



っていうのは、実は歌詞も同じことであり…

発音がきれいだからということと、
言葉が通じていることは100%イコールで結べないものだ、
というのは毎日英語を使っている自分は身をもって、日々体験していること。
ただ、歌という次元で考えれば、
その言葉の持つ音の美しさや、リズムというものは決して無視できないので
なるだけ発音は正しいに越したこと無いと理解している。

けれど、
歌を介したとしても、
普通に話をしたとしても、
自分がいて、
相手がいて、
というコミュニケーションに当たる部分は
絶対に放棄できないし、何よりも大切に思う。
これは、仮に相手に自分の歌っている言葉の言語が
通じないとしても、放棄は決してしたくない。

極端な話、


その掴んだ言葉、手から離さない、
相手に届けるまでは



って気分、ワタシが歌っている時の。


さて、あなたの歌っている歌詞、言葉は
あなたがそれを伝えたい相手に届いていますか?



と問うた時、自信を持って


はい、伝わっています


と、胸を張って言えるシンガーでありたい、です。

それが、いくつかある自分の中でのシンガーとしての目標の一つ。
それが全てではないけれども、ね。

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October 2010: “Live in Japan” Schedule